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センノウの仲間に、茎の節が暗紫色で黒っぽく、フシグロセンノウ(節黒仙翁)と呼ばれるものがある。 マツモトセンノウやガンピなど他のセンノウより花期的に一番遅い。 草丈としてマツモトセンノウは50cm、ガンピは30cm位だったが、これは草丈が50〜70cmと高く、茎は太いが葉は幾分細いようで対生している。 マツモトセンノウ2007/06/01 ガンピセンノウ2007/08/02 花は普通のセンノウのような朱赤色でマツモトセンノウより大きく、ガンピと同じ直径5cmくらいの5片花だ。花びらは幾分中央に浅いくぼみがあり大型の平板な感じだ。 <フシグロセンノウ> <マツモトセンノウ:2007/6/1撮影> センノウの仲間は昔これを含めて色々地植えしていて、その後年々消えてしまったが、求めたこれはプランター植えしてある。 この花びらは、どうも本来の花びらより細っているようで、フシグロセンノウのイメージと少しかけ離れている。センノウ類は鉢棚で同種が混雑して花形が一定していないようだが、これも同じかもしれない。 この花はナデシコ科センノウ属で、センノウの仲間は世界で約30種知られて、日本では6種(センジュガンピ、オグラセンノウ、エゾセンノウ、エンビセンノウ、マツモトセンノウ、フシグロセンノウ)が知られているそうだ。 <虫被害の蕾> このフシグロセンノウは本州、四国、九州に自生し、山地の樹下に自生する。昔、東海道の京都と滋賀の間に「逢坂の関」があり、そこにたくさん自生していたので、「逢坂草」の別名があると言う。(「育ててみたい山野草」より) 先日御岳山に出かけた折、山の崖下に自生しているものを初めて見かけたが、近くの土産物店やあちこちでもプランター植えのものがあった。 まだこんな場所でも隠れて自生していたが、残念ながら殆ど写真がボケてしまっていた。 <崖に自生のもの↑> <御岳山にて:2007/8/13撮影> 野性の花でありながら、自然の野山で見ると鮮やかな朱色が燃え立つように目立ち、園芸種の花かと思うほどだった。 属名のリクニス(Lychnis)の炎の意味を納得する大胆な花だ。 同じナデシコ科マンテマ属にフシグロ(節黒)と言うのがあり、花は似ないが草姿が似るという。山地の日当たりや草原に自生するフシグロと言うのは見た事が無い。 フシグロ(たこさんの秋吉台日記さまHP) <2007/8/27撮影 左:ガンピセンノウ&右フシグロセンノウ> 今またガンピセンノウが咲いているが、花を見比べると、それぞれの違いが分る。 仙翁の仲間は根が旺盛なため毎年植え替えた方が良さそうだ。 「うすぐらい林道は登り坂にしてフシグロセンノウきっぱり赤し」(鳥海昭子) 「萱草の彼方流るる夏の川見えぬ仏が矢のごとくゆく」(安永蕗子) 「ゆくりなく朝のままなる朝顔の花のさびしさ今日のくもり日」(杉浦翠子) <フシグロセンノウ(節黒仙翁)> ナデシコ科センノウ属 学名:Lychnis miqueliana 花期:7〜10月 分布・本州〜九州 山地の林下、草原 草丈:40〜80cmの多年草 特徴:茎の節は太く黒褐色を帯びる。 「小雨降る夏の終わりにひっそりと燃え立つ花の節黒仙翁」 「真夏日の木陰の小道歩み行く叢に赤く節黒仙翁」 「雨雫しっとり含む今朝の庭花の生き生き真夏過ぎ行く」 |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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昨年、山でこのフシグロセンノウを見た事を思い出しました。暗い林の下で一株だけ咲いてハッとする美しさでした。そんな山野草が一花さんの花壇で咲いているのですね。 |
デコウォーカ 2007/08/29 18:32 |
ご無沙汰しております。 |
ひめだか 2007/08/29 19:29 |
「うすぐらい林道は登り坂にしてフシグロセンノウきっぱり赤し」(鳥海昭子)強い女性のきっぱり感は、優しい女性の繊細さか?「小雨降る夏の終わりにひっそりと燃え立つ花の節黒仙翁」燃え立つのは一花さん? |
はなはな 2007/08/29 21:49 |
一花さんちでもフシグロセンノウが咲いているのですね。うちではもう早々に終わってしまいました。橙のやさしい色あいで、わりと大輪ですので、目立つ花ですよね。 |
なおさん 2007/08/29 22:30 |
デコウォーカ さん、こんばんは。コメント有難うございます。 |
デコウォーカ さんへ 2007/08/29 23:07 |
ひめだか さん、こんばんは。コメント有難うございます。ご無沙汰しております。 |
ひめだかさんへ 2007/08/29 23:11 |
はなはなさん、こんばんは。コメント有難うございます。 |
はなはなさんへ 2007/08/29 23:13 |
なおさん、こんばんは。コメント有難うございます。 |
なおさんへ 2007/08/29 23:17 |
同じお花でも、撮る方向、夜の顔、蕾の姿、みんな違う雰囲気に、楽しませていただきました。 |
chiemi 2007/08/30 00:51 |
8月の上旬に皇居東御苑で咲く野生のフシグロセンノを取り上げましたけれど御岳山にも在るのですね、そういえばブログの記事でカタクリで有名な御前山の綺麗なフシグロセンノウを見た事があります。 |
OSAMI 2007/08/30 06:56 |
一花さん、このフシグロセンノウというのは全く知りませんでした。 |
彦左 2007/08/30 12:58 |
chiemiさん、こんばんは。コメント有難うございます。PC研修でこれから忙しい中、遅くにコメント有難うございます。 |
chiemiさんへ 2007/08/30 19:47 |
OSAMI さん、こんばんは。コメント有難うございます。 |
OSAMI さんへ 2007/08/30 19:49 |
彦左さん、こんばんは。コメント有難うございます。 |
彦左さんへ 2007/08/30 19:50 |
フシグロセンノウは山で時々見かけます。初めて見たのは長野東方の御座山(おぐらやま)でした。人のあまり入らない山で多く見かけるような気がします。盗掘のせいでしょうか。 |
ミニミニ放送局 2007/08/31 14:35 |
ミニミニ放送局さん、こんばんは。お久しぶり〜です。暑かった8月ももう今日までで、長いようで早かったようです。 |
ミニミニ放送局 さんへ 2007/08/31 19:03 |
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