|
2〜3週間前に、花屋ではクロサンドラの朱赤(橙)や黄色の燃えるような花をみかけたが、我が家で今咲いている花色は薄青色で、涼しげな色だ。 育てて今年で3年目だが、求めた当初、花色が変っているけど花付が悪く人気がないような事を花屋さんに聞いた。ラベルには登録品種につき、無断増殖は禁止されているとある。 クロサンドラ・リフレブルー 2005/09/09 クロサンドラ・リフレブルー2006/08/28 育てて見るとそんなに人目を惹く花でもなく、良く見れば色が変っていて形が面白い。 原産地はインド南部、スリランカなので高温多湿には強い。 越冬に10度以上必要で寒さには弱く、非耐寒性常緑多年草なので冬場室内管理となるが、我が家の室内では落葉していた。 キツネノマゴ科クロッサンドラ属だが、「クロサンドラ」はギリシャ語の房飾りと雄しべに由来し、葯の形状に因むそうだ。 開いた3枚の花びらのうち真ん中だけが大きく、両方の花びらは細い。真ん中の花びらの上に取っ手の柄の様なものがあって、そこにメシベ・オシベが入っている。この花の全体姿はまるでジョウゴのようで、別名がジョウゴバナ(漏斗花)とある。また花の形からヘリトリオシベ(縁取雄),キツネノヒガサ(狐の日傘) などの別名があるようだ。 花期は一応5〜11月と書いてあるが、我が家では7月から、ずっと花が咲いては散りしている。だが、開花した花持ちは悪く、一日で散るようだ。 葉の形はオレンジや黄色種のものに比べて細いが、どちらもハイビスカスのような光沢のある厚手の葉で、日差しや雨に強く出来ているようだ。 それでも真夏の強い日差しには葉が萎えていて水を好み、炎天の時は半日陰の方が良さそうだ。 昔オレンジ色のものを求めて枯らし、また去年大輪の朱色を育て、冬場この薄青色と同じように室内管理したが、枯らしてしまったと思っていたら大丈夫だった。 枯らしたのは黄色いハイビスカスで、こちらと葉がよく似ていて、間違ってしまった。朱色のクロサンドラは今やっと蕾中だ。 クロサンドラ(大輪クロサンドラ朱色) 2006/08/29 <去年育てたオレンジ種:2006/8/29撮影> 同じ状態で管理していたのに、こちらの珍しい薄青色の方が早々と開花した。 一応去年より株が増えているが、画像で見ると花付が年々少なくなっているようだ。 夏場週1度の薄い液肥を与えてくださいとラベルにある。 此処30℃を超える日々が続き、この花も疲れ気味のようで花も少なくなった。 そんな中、ブッドレア、ムクゲ、サルスベリは相変わらず元気で花を咲き継いでいる。 もうすぐお盆だが、此処に来て油蝉が朝から夜中まで大合唱して短い命を謳歌している。 弱った蝉がベランダに飛び込んで休み、傍に寄ると最後の足掻きをして他所に飛んでいった。 先程もベランダに飛び込んで休んでいる蝉を、瞬時仔猫が咥えて獣のように逃げていった。 魚や肉をあげてたっぷり食べているのに、獣としての本能は残っている。儚い蝉の一日が終わってしまった。 「盛砂を人のたまたま崩すとき内部濡れゐる暗さを見たり」(遠山光榮) 「皿の上のフィレ肉飾る一枚のパセリの真理にたどりつくまで」(築地正子) <クロサンドラ・リフレブルー> キツネノマゴ科クロッサンドラ属 原産地:インド南部、スリランカ 別名:ジョウゴバナ(漏斗花)、ヘリトリオシベ(縁取雄),キツネノヒガサ(狐の日傘) 花期:5〜11月 性状:高温多湿に強いが非耐寒性常緑多年草。越冬温度10℃以上 「長々と涼しき場所にて昼寝するふさふさ白毛の仔猫涼しげ」 「夕暮れのベランダに止まる油蝉命の限り足掻き飛び去る」 「炎天に聞く油蝉の輪唱は耳元塞ぐ低周波の音」 「三年目の薄青色のクロサンドラ見かけぬ花色炎天のもと」 「ベランダに休む間なく油蝉瞬時仔猫が咥え逃げゆく」 |
| << 前記事(2007/08/05) | トップへ | 後記事(2007/08/07)>> |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
一花さんちでは、今日は珍しい花ですね。黒さんドラというと、ねこさんの名前か?と勘違いしてしまいそうです。 |
なおさん 2007/08/06 22:05 |
こんばんは。この花はおと年から育てて、去年もこの色とオレンジをアップしましたが・・。印象に残らない花のようですね。名前があちら名ですので、馴染みも薄いですよね。(何時も記事中に以前アップしたものを緑でリンクしているのですが・・。) |
なおさんへ 2007/08/07 00:49 |
「皿の上のフィレ肉飾る一枚のパセリの真理にたどりつくまで」(築地正子)不思議な言葉の集まりです。どんな意味なんでしょうね?「炎天に聞く油蝉の輪唱は耳元塞ぐ低周波の音」夏の暑い暑い時間蜃気楼のようにもやがたちせみがうるさくなくような様がみえますね。 |
はなはな 2007/08/07 02:47 |
不思議な色合いの花ですね。実物に出会ってみたいものです。 |
リコリス 2007/08/07 10:41 |
こんにちは。クロサンドラ、はじめピンと来ませんでしたが、オレンジのものを見て、あーこれか、と納得しました。葉だけ見ていると、千両にも似ていますね。ミゾカクシが映えているのは見たことがありますが、それと同じようにちよっと変わった形の花ですね。全然別物ですが、花の色と全体の大きさが似ている「チョウジソウ」がこちらにはあります。こちらの花のように、涼しい色をしています。庭の一角にこんな花が咲いていたら、暑さをひととき忘れられるかもしれませんね。 |
ひめだか 2007/08/07 11:19 |
花色がとても特徴があり花の形もとてもユニークな花ですね、大輪黒サンドラというのは時々見かけますがこちらのものは初めてです、上から見ると小さな可愛い小鳥が飛んでいる感じがしますね。 |
OSAMI 2007/08/07 13:32 |
わぁ、変わった色のクロサンドラですね。 |
chiemi 2007/08/07 19:32 |
はなはなさん、こんばんは。何時も真夜中のコメント有難うございます。 |
はなはなさんへ、 2007/08/07 21:31 |
リコリスさん、こんばんは。コメント有難うございます。 |
リコリスさんへ 2007/08/07 21:45 |
ひめだか さん、こんばんは。コメント有難うございます。 |
ひめだか さんへ 2007/08/07 21:57 |
OSAMIさん、こんばんは。コメント有難うございます。 |
OSAMI さんへ 2007/08/07 22:03 |
chiemiさん、こんばんは。コメント有難うございます。 |
chiemiさんへ 2007/08/07 22:12 |
| << 前記事(2007/08/05) | トップへ | 後記事(2007/08/07)>> |