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zoom RSS シンテッポウユリ(新鉄砲百合)

<<   作成日時 : 2007/09/03 20:08   >>

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   <自宅花壇:2007/8/28撮影>

知り合いの方の花壇に毎年凄い勢いで白いユリが増えている。
花はまるで鉄砲ユリそっくりで甘い匂いもあり、その上花付が良い。
普通の鉄砲百合と違うのは、時期的に暑い8月に平気で咲いていて、百合の中では花期が一番遅いようだ。そして葉が細くて草丈がやたらと高く、咲いている花は細長い。

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ブログでも度々登場して見かけるが、タカサゴユリ(高砂百合)とかシンテッポウユり(新鉄砲百合)とも書いてある。
このユリは出かける先々でも見かけるようになった。

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普通のユリは球根で出回っていて種からだと何年もかかるが、このユリはどうも種で簡単に増えるようだ。
知人のお宅の道路を挟んだ車庫のコンクリートの間からも出てきて、また公園でも見かけたが風で種が運ばれたようだ。

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このユリは我が家に無く花屋でも売っていなかったので、これが欲しいと言ったら、余りにも増えて困るので抜いて捨てていると仰った。
遠慮して小さな株を2本戴いて南側と北の2箇所の花壇に地植えしてみた。

南側の場所は樹下の半日陰だったので、子株の割には草丈が1,6メートルにもなった。
たくさんの蕾を期待したが2輪だけで、蕾が膨らんでくると下に垂れ下がり、その後横に開花したが花姿が少し歪だった。
若しかして日当たりの場所だったらもっと花がたくさん付いたかも知れない。
だが、他所の日当たりの場所でも同じように草丈1.6メートルはある。但し花付はいいようだ。

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南側で開花したものは何故か3日で落花してしまった。
北花壇に植えたものは成長が遅く、一昨日開花したが花持ちはまだ良い。
草丈は1メートル程で1輪だけ開花した。やはり花の長さが長くて細い。

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調べて見ると、タカサゴユリは台湾の山地に自生し、大正時代に鑑賞用として導入されたそうだ。
荒地でも生育し、種で簡単に増えるのであちこちでどんどん増えて帰化植物となっていると言う。種から1年目はロゼット状態だが、2年目から開花するとある。花は年を追うごとに花数が多くなっていくようだ。
花の外側が赤褐色を帯びて、微かな匂いが特徴とある。
(タカサゴは琉球語のタカサングに由来する台湾の別称と広辞苑にあった。)
別名がタイワンユリ(台湾百合)ホソバテッポウユリ(細葉鉄砲百合)とも呼ばれると言う。
タカサゴユリ(植物園へようこそさまHP)

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       <シンテッポウユリ>

我が家で開花したものや周辺で見かける花は、花びらの外側に赤褐色の筋が入っていなくて普通の鉄砲百合のように真っ白く細長い。だが葉が細くて花に匂いがあり草丈がある。

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タカサゴユリが日本のテッポウユリ(鉄砲百合)と自然交配されて、花びらの真っ白いものも出回っているとあり、シンテッポウユリ(新鉄砲百合)と呼ばれるそうだ。
葉がタカサゴユリより太めのようで、種から1年で開花するとある。

テッポウユリ2006/06/22
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   <↑普通の鉄砲百合:2006/6/22撮影>
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   <↑新鉄砲百合:2007/9/1撮影>

またタカサゴユリがシンテッポウユリとも交配されて、シンテッポウユリにも、タカサゴユリにも似ないものが地方によってはあるようだ。それらを含めてシンテッポウユリと呼ばれている。
我が家のものは細葉で匂いがあり、花が真っ白なのでシンテンッポウユリ(新鉄砲百合)だ。



以前、外出した先のあちこちの土手でも見かけた。

<外出先にて、2007/8/16撮影>
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また8月26日出かけた昭和記念公園内の日本庭園にもあった。これはわざわざ植えられたものであろうか?
夏場花の少ない時期に咲いてくれると有難いようだ。

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    <昭和記念公園:2007/8/26撮影>

ユリの仲間はビールス障害を受けやすく同じ場所には何年も咲かないようなので、これもまた種で他所に新しい株を作っていくのだろうか?
開花後に種が出来るかどうか、それが問題だ。

花の世界は簡単に交配されて新しい品種が次々と出ていくが、元の純粋を保つことは困難なようだ。

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「テッポウユリの束をかついで大股の男がひとりぐいぐいと行く」(鳥海昭子)



<シンテッポウユリ(新鉄砲百合)>
ユリ科ユリ属
学名:Lilium x formolongo hort.
性状:園芸的に交雑し改良を重ねたものと、自然にタカサゴユリとテッポウユリとが雑種を作っ   たもの。また、タカサゴユリと園芸種シンテッポウユリの交雑したもの。
    発芽から開花までの期間が短く(概ね1年程度以内)、
花期:8月

「我が丈と競いて咲くか新鉄砲百合の二輪の夏陽に白し」

「そこ此処に異国の百合の咲き盛る仲良きことは良きことなりや」

「風吹かば何処に種を飛ばすらん新鉄砲百合の数多群れ咲く」

「秋風に早も落花の百合二輪白き花びら昨夜(きぞ)より色褪す」

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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
 一花さんちでは、育て主に似て?、清楚で気品のある白百合が咲いたのですね。タカサゴともシンテッポウともつかないようなのが、あちこちで咲いていますね。交雑種だけにどちらに似ているか、ずいぶん幅があるようです。
 種子でどんどん殖えるものですね。意外なところで見たりします。
なおさん
2007/09/03 23:21
「風吹かば何処に種を飛ばすらん新鉄砲百合の数多群れ咲く」この高砂ゆり最近良く見かけます。種で殖えるとか、ちょっと細身の花ですね。
「テッポウユリの束をかついで大股の男がひとりぐいぐいと行く」(鳥海昭子)あーあなんかすごい感じ、こんな感覚が不思議な歌ですね
hanahhana1952
2007/09/03 23:30
シンテッポウユリが綺麗ですね、最近は関東地方でも時々見かけますが元のタカサゴユリは西の方では至る所にあるように思います、中国自動車道を走っているときに道路の斜面一杯にタカサゴユリが咲いているのを見た事があります、そのうち関東でも至る所にタカサゴユリやその交配種が沢山増えてくることになるのでしょうね。
0SAMI
2007/09/04 07:17
おはようございます。
散歩をしていて、空き地とか、野原に、葉っぱの細い背丈の高い、百合らしき花の咲き終わった姿をたくさん見かけており、なんの花かしらん?と、遠めから見ていました。まさしく、今回ご紹介していらっしゃる百合です。
新鉄砲百合というのですね。
なんだか胸のつかえがとれたような感じです。気になっていましたので。
細くてすっきりとして素敵な百合ですね。野原から少し頂いてしまおうかしら・・・・。
にりんそう
2007/09/04 09:00
何故か、2種類しかない我が家の百合は、今年咲いていません。
どうしたのかなぁ・・・暑過ぎたのかしら。
こんなに、気品ある優雅な姿を、見てみたいです。
chiemi
2007/09/04 11:49
一花さん、テッポウユリは私の家の庭にも種が落ちるのかあっちこっちで咲いています。それと同じように花は長いですが仰る、タカサゴユリ(高砂百合)とかシンテッポウユり(新鉄砲百合)とは違うのでしょうね。分からないのです。
彦左
2007/09/04 13:39
なおさん、こんばんは。夕べコメント有難うございます。
この百合は何年か前から見かけていましたが、今年は特に多く見かけます。
タカサゴユリだと思っていたのですが、花の表面に赤紫の筋がないので、タカサゴユリがテッポウユリと交雑して新品種を作ったのでしょうか?草丈があり葉が細く、蕾の下がり具合や花が細長いのはタカサゴユリ譲りのようです。匂いがいいのはテッポウユリ系でしょうか?
タカサゴユリより開花が早いので、帰化植物並にどんどん増えていくのでしょうね。この頃道路際の藪でも見かけました。
なおさんへ
2007/09/04 22:15
hanahhana1952さん、こんばんは。夕べ遅くコメント有難うございます。
すみません〜文章が長くて紛らわしい書き方でしたが、この百合はタカサゴユリ(高砂百合)でなく、シンテッポウユリ(新鉄砲百合)の方です〜〜。私もてっきりタカサゴユリだと思っていたのですが、花びらの外側に赤紫の筋がないので、タカサゴユリがテッポウユリと自然交配して出来た新品種だそうです〜。
シンテッウユリの定義として、園芸的に交雑し改良を重ねたものと、またタカサゴユリと園芸種シンテッポウユリの交雑したものがあり複雑だそうです。
「テッポウユリの束をかついで大股の男がひとりぐいぐいと行く」(鳥海昭子)「歩く姿は百合の花」の清楚な百合のイメージを否定して、束を担いで行く男性って花屋さんの光景でしょうか? ご商売としての花も扱われて、生活の糧として逞しささえ感じられますね。
hanahhana1952さんへ
2007/09/04 22:23
0SAMI さん、こんばんは。コメント有難うございます。
これもタカサゴユリかと思っていたのですが、タカサゴユリは花びらに赤い筋が入っているのですね。西日本で多く見られるのでしょうか?
デコウォーカーさんの記事では沼津御用邸や香貫山でもたくさん咲いていましたね。
出かけた先々で見かけますが、花びらが真っ白でシンテッポウユリでした。
タカサゴユリより種からの開花が1年で咲き、これからもどんどん増えそうです。
これは花色が白だけですよね。
0SAMI さんへ
2007/09/04 22:26
にりんそうさん、こんばんは。コメント有難うございます。
そちらでも空き地や野原で見かけられますか?
種から1年で開花するので、あちこちに増えるのでしょうね。
うちのご近所でも、外花壇に数年前から毎年出ていて、テッポウユリでもないし〜と思ってました。タカサゴユリは花びらに赤紫の筋が入っていて、ブログでも見せて戴いていました。
こちらではタカサゴユリは余り見かけず、シンテッポウユリを多く見かけます〜。葉が細く背丈があり、まるで雑草のように逞しいのですよね。
真っ白で清楚な百合のイメージですが、藪にあって雑草並に逞しく、イメージが崩れてしまいそうです。
普通の百合も種から増えるとどうなるでしょうね??
にりんそうさんへ
2007/09/04 22:31
Chiemiさんこんばんは。コメント有難うございます。
Chiemiさん宅、あんなにたくさん植物があって育て方がお上手なのに、今年は百合が姿を見せませんか??これって雑草並みに逞しく、種から増えて帰化植物だそうです〜。
日本古来の百合も頑張って欲しいものですね。うちのテッポウユリは今迄たくさん球根で植えたのに、去年は1輪だけ咲いて、今年はばったり途絶えました〜〜。

Chiemiさんへ
2007/09/04 22:41
彦左 さん、こんばんは。コメント有難うございます。以前花壇に種でテッポウユリが雑草のように出て困るので、抜いていると仰ってましたが、以前コメントで彦左 さん宅のものは、タカサゴユリと思ってお返事書きました。
うちのものは花びらの表面に赤紫の筋がなかったので、シンテッポウユリでした。すみませんでした。彦左 さん、宅の花びらの外に赤紫の筋があるとタカサゴユリです。何もない真白だと新鉄砲百合だそうです。
簡単に言いますと、台湾のタカサゴユリが日本に入ってきて、日本のテッポウユリと自然交配して出来たのがシンテッポウユリ(新鉄砲百合)だそうです〜。
文中のタカサゴユリ(植物園へようこそさまHP)の花びらと見比べてくださいませね。

彦左 さんへ
2007/09/04 22:42
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