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zoom RSS タヌキマメ(狸豆)

<<   作成日時 : 2007/09/08 17:59   >>

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日当たりの良い、やや湿った原野や路傍などで見かけるというタヌキマメ(狸豆)。
7〜8月の花として、茶花の本にその独特の小さな青紫の花が載っており、名前が印象的だった。

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トウテイランが売っていた山野草の同じ店でこれも見かけたので、一緒に求めていた。
まだ花は付いていなかったが、既に毛深い蕾のようなものが付いていて、一体どんな狸の顔に似た豆の花が咲くのか楽しみだった。

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本の記載には茎が枝分かれしないとあるが、うちのものは枝分かれしている。
その茎の上部に毛の付いた幾つもの蕾のようなものが直接付いていて、葉は細く尖った形だ。

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花は本で見るキツネノマゴにもハグロソウにも似るが、毛の付いた部分のガクが違っているようで、キツネノマゴ科でなくマメ科タヌキマメ属だ。
もともと栽培種として導入されたものが野化したそうで、日本では本州から沖縄、そして朝鮮半島から東南アジア、インドに分布する一年生草本とある。

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荒地でも時々見かけるそうだが、まだ見たことがない。
マメ科は根の根粒バクテリアで窒素化合物を作るので肥料を与えなくても良さそうだ。豆科らしくない葉だが、これも同様なのだろうか?

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手元で見ている3冊の本には開花時間のことを触れてないが、朝早く見ると花が開いていなくて、昼頃見ると開花しており、また夕方には早々と萎んでいる。
毎日観察しても同じパターンで、どうも開花時間は昼間から夕方の明るい時間帯に限られているようで、光か温度が関係するのであろうか?毛深く厚いガクなので、明るさと温度を感知するのに開花に時間がかかるのだろうか?昼行灯向きの花だ。

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開花した花は直径1センチにも満たない小さな青紫のマメ科独特の花似だが、そんなに狸の顔に似るとも思えない。
毛の付いた蕾や種が狸の尻尾に見えるのだろうか?

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画像をアップで見ると、蕾や種と思っていたのは毛に覆われたガクのようで、ガクが蕾や花後の種を包んでおり、実に毛が生えているように見える。

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花後にも種が出来ているようだが、狸の種の威力はどうであろうか?

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キツネが付く植物にキツネノカミソリ、キツネノボタン、キツネノマゴなどもあるが、タヌキと付く植物は他に、タヌキモ、タヌキラン、タヌキオショウダイと言うのがあるそうだ。

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「近づきてまた遠ざかるたましひのむらがるごとく雲はてしなし」(島田修二)

「散るという飛翔のかたち花びらはふと微笑んで枝を離れる」(俵 万智)



<タヌキマメ(狸豆)>
マメ科タヌキマメ属
学名:Crotalaria sessiliflora 
分布:本州、四国、九州、南西諸島、朝鮮・中国・マレーシア・インド
花期:7〜10月
草丈:20〜60センチ
性状:1年草、日当たりの良い、やや湿った原野、路傍


「開け放つ窓より眩しき太陽の差し込み汗拭く台風一過」

「黒々と鉢土の雨を含みおり昼下がりに咲く狸豆のはな」

「毛の深きがくに覆われ狸豆小さき花は狸の顔か」

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コメント(16件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。暑かったですね。夏の日の一日って感じでした。「毛の深きがくに覆われ狸豆小さき花は狸の顔か」青い色が意外にいいですね。今日はさらっとまとめましたね。
hanahhana1952
2007/09/08 20:34
 一花さんちでは、タヌキマメのユーモラスな花が咲いているのですね。ほんとうに毛がもそもそで、かの有名な八畳敷?もこんな感じなのかなあ?と。
 葉も細長く、マメ科の葉といわれても、ピンときませんね。
 毎年種まきしないといけないのでしょうが、面白いので育てるのも楽しみでしょうね。
なおさん
2007/09/08 20:55
タヌキマメは初めてです、紫の入った青のようですが爽やかで綺麗な色ですね、花以外には毛が沢山付いていますけれど、実も枝豆のように沢山毛の生えた鞘の豆が出来るのでしょうね、開花時間が明るい時間帯だけというのも珍しい花だと思います。
OSAMI
2007/09/08 22:14
hanahhana1952さん、こんばんは。コメント有難うございます。
台風一過で一日暑かったですね。まだ2階は29℃です〜。
ガーデニングも見るだけだったらいいのですが、お世話が大変ですよね。でも蕾から開花を見るのは楽しいですよ。
そして、初めて見る花にもワクワク。この狸豆の顔はどんな狸の顔なのか?とじゅっくり見ていますが、小さいのでカメラズームで眺めています。似てないようですけど・・。
夕方から町内の用事で出かけて慌てており、歌もいい加減でした〜。

hanahhana1952さんへ
2007/09/08 22:48
なおさん、こんばんは。コメント有難うございます。狸豆は茶花の本と山野草店で見かけて育てて見ました。この狸さんの顔が茶床にある姿は想像できません〜。でも一応茶花だそうです。ユーモラスな狸の顔に似ず、一応マメ科の綺麗な青紫の山野草ですね。毛深い狸です^^。
>ほんとうに毛がもそもそで、かの有名な八畳敷?もこんな感じなのかなあ?
でしょうかね〜。煙草の煙を見れば煙に巻かれてすぐ逃げ出すのでしょうネ?
狸さんも化けなければいいですのにネ。
枯らしても、珍しいものは色々見て育てる楽しさがありますよね。夏場の管理は大変なんですが、一度は育てて見たいものが色々あるのですよ。

なおさんへ
2007/09/08 22:58
0SAMI さん、こんばんは。コメント有難うございます。このタヌキマメはまだご覧になったことがありませんか?
ユーモラスな狸の顔だと本にあったのですが、マメ科の可愛い花です^。
毛深いのが狸の尻尾のようにも見えるそうですが。。これは枝豆よりももっと毛深いような感じです。育てていて、実か蕾かはっきりしなかったのですが、カメラで撮って見るとガクに覆われていて、少し茶褐色になって見えているのが種でしょうか?
何故昼間の時間帯だけ開花なのでしょうね??不思議です^。

OSAMIさんへ
2007/09/08 23:01
いやぁ〜〜〜ん。(済みません。ハシタナイですね)
だって、余りにも可愛すぎます。
これも、山野草店ですか?
今日は、マレーシアから来た研修生の接待で、
富士へ行きますので、山野草のお店を探して見ます。
なまで、見れたら幸せだなぁ〜〜〜
chiemi
2007/09/09 04:05
chiemiさん、こんにちは。今頃は富士の氷結で寒い?思いをしてらっしゃることでしょうか?今日は青空で富士山も歓迎していることでしょうね?
道沿いで、コスモス、サラシナショウマなどが見られるといいですね〜。
お若い?研修生さんだけに見とれないで??山野草のお店で、この狸さんにも出会えると良いですネ(^_^)/~。
chiemiさんへ
2007/09/09 14:29
なんだか、寝ぼけた顔した狸のようで、のんびり眺めていられそうなお花ですよね。色も好きな色だし。 ブログのアド変しました。お時間あったらまた遊びにいらしてください。
mint
2007/09/09 23:00
タヌキマメ・・・、楽しいユニークな名前があるものですね。
それに似合わず、かわいい花。
狸に似ているかな?そうね・・、どことなく狸の雰囲気もあるし・・・・。
いろいろ想像を膨らますことできて、楽しいですね。
タヌキと名のつく植物結構あるのですね。

キツネノカミソリは聞いていたり、知っています。
湿生花園にもオレンジいろして咲いていました。
これもなぜ狐ノカミソリっていうのでしょうね?
にりんそう
2007/09/10 10:39
まっこち、むじょか花じゃっどな〜〜〜
毛むくじゃらに似合わない清楚な花。外套を脱いだ意外性ジャッドカイナ。
里山にありそでないよね。たくさんお花を見かけたけど この子には
会えもはんでした。ノアズキやナンバンハコベには会えっせ〜(^O^)
花の開き方が ハグロソウのようにも見ゆっと(*^-゚)⌒☆
アッチはキツネノマゴ科 じゃいげな。こんなタヌキなら我が家にも欲しか。
nobara
2007/09/10 12:44
mint さん、こんばんは。お久しぶりです^。
お変わりありませんか?
タヌキマメ(狸豆)ですが、アップして昨夜まで、タイトルに「タムキマメ」などと書いていました〜〜。何時もいい加減な性格ですが、狸さんに化かされた訳でなく、私のボケでした〜〜。(^_^)/~
この花はユーモラスで、見ていると狸の顔を想像する訳ではないのですが、こんな植物も自然界には存在すると知ることだけでも面白いですヨ。
以前と違ってブログが新しくなったのですね?またお伺いさせて戴きますネ
mint さんへ
2007/09/10 19:23
にりんそうさん、こんばんは。コメント有難うございます。
植物の命名は誰が考えるのでしょうか?ユニークなものが多いですよね。
ママコノシリヌグイとかヘクソカズラ(別名:ヤイトバナ、サオトメバナ)とか、ま〜可愛そうな名前が付いているのものもありますよね。動物に関しては狐や狸、虎、猫が付いたものがあり、昔から馴染みだったのでしょうね。像は聞かないようですが・・。。
この狸豆も毛むくじゃらですが、開花すると小さな青紫の花が目立ちます。
キツネノカミソリは夏の終わりに初めて見ましたが、リコリスの仲間として意外に小さな草丈でした。山の斜面や樹下の草地に一面オレンジの花が燃え立つようでした。昔の人はこの花を狐火として見立てたようで、その葉をカミソリの刃として見ていたので、そんな名前になったと「野草の名前」の本にありましたヨ。

にりんそうさんへ
2007/09/10 19:29
ノバちゃん、こんばんは〜。お久〜でごわんどな〜^。ぬっか時丁度あっちに避暑にお出かけで、お花と美味しいもの三昧でよすごわしたな〜〜。
記事も毎日精力的に?アップされてましたね。
ミンク、狐でなくて狸の毛の外套をごわんそかいな?脱いだら、まこっちむじょか〜〜花ごわしたがよ^^。
出かけられた里山には住んでおらんかったですか〜〜。ちった高級リゾート地じゃったんじゃごわはんどかいな???もそっと、田舎臭いところに住んでいるかも??ショウジョジのお寺の裏庭とか?・
ハグロソウは見たことないけどキツネノマゴにも、ちった似ちょいもんごたんそ〜。狐と狸に、化かされんごっしもんそ〜^。
nobaraさんへ
2007/09/10 19:32
一花さん、またまた見た事が無い珍しい花を見せて頂きました。
タヌキマメ(狸豆)全くうまく名前を付けたものだと感心もしています。
でも大変変わった青紫の花の形がいいですね。何ともいえません。これは面白いです。こんなの一度育ててみたいですね。
彦左
2007/09/10 22:02
彦左 さん、こんばんは。こちらにもコメント有難うございます。
狸豆は面白い名前で、豆の殻が毛で覆われて、しかも咲く時間が昼間だけです。きっと朝夕は狸寝入りしているのかも知れませんね。
咲いた花は青紫で狸の顔には似ていないようですが。。
キツネやタヌキを使った植物名がいくつかありますよね。
身近な動物だったのでしょうね。
彦左 さんへ
2007/09/10 23:54
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