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zoom RSS ウメバチソウ(梅鉢草)

<<   作成日時 : 2007/10/11 21:59   >>

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山野草として鉢の寄せ植えで育てているウメバチソウ(梅鉢草)に花が咲いてきた。
去年は育てなかったが、おと年鉢で育ててその後種が出来ていた。
去年うまく発芽して小さな苗が出来ていたのだが、夏場に乾燥して枯らしてしまった。
神津梅鉢草 2005/10/10
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今年も花の付かない苗から求めて育てていたが、暑夏の間も水を切らさず気をつけていたら、8月20日やっと蕾がひとつ出来てきた。
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その後なかなか次の蕾も出来ず、初花が開花したのは9月半ばだった。
最初開いた花は、花びらも葉も日焼けして汚く痛んでいた。
管理は日当たりだが、夏の強い日差しは寒冷紗などで和らげる必要があったのに、そのまま置いていた。冬場は日陰の軒下だそうで、これはススキと寄せ植えすれば良いそうだったがサワギキョウと寄せ植えしていた。
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原産地は北海道から九州各地、そして台湾、東アジア、サハリン、千島に分布し、山地や山麓の湿り気のある日当たりに生息している。日本には3種自生し、変種や品種が4種分布していて、花弁に切れ込みのあるシラヒゲソウというのも本州から九州まで分布しているそうだ。
ユキノシタ科ウメバチソウ属だが、花の名前の由来は5弁の花びらが家紋の梅鉢に似るからという。
シラヒゲソウ(ヤスコのHPさまより

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この花のオシベには花粉を出すものと仮のオシベがある。
ズーム画像で見ると、薄緑っぽくて小さな手のようなものが纏まって出ているのが5本あるが、これが仮オシベだ。お洒落っぽくて、虫を呼び込む役目でもするのであろうか?
こんもり真ん中の種のようなものの上に雌蕊がある筈だが、画像では見難いようだ。
1枚の葉に1個の花をつけていて、 花茎につく葉には柄がなく丸っぽく、その基は茎を抱いている。

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おと年は葉が幾分厚手のコウズウメバチソウ(神津梅鉢草)を育てたが、今回はウメバチソウとだけラベルにあったが、これも葉が少し厚いようだ。

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日本の涼しい山の自然の中では群生して見られるそうだが、可憐で綺麗な白い花が咲く姿を一度見てみたいものだ。

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「秋くれば野もせに虫の織り乱る声の綾をば誰か着るらん」(藤原元善)

「百草の秋の花野をおのづからみぎりにうつす松むしの声」(烏丸光広)

「けんめいに今年も其処に咲いているウメバチソウよけなげな花よ」(鳥海昭子)

※宮沢賢治の童話「鹿踊(ししおど)りのはじまり」にも出てくる白い花で、幼い頃鳥海さんは物語の中で親しまれたそうだ。


<ウメバチソウ(梅鉢草)>
ユキノシタ科ウメバチソウ属
学名:Parnassia palustris
花期:8〜10月
多年草、
自生地:日本〜台湾、東アジア北部、サハリン、千島

<近縁種>
・シラヒゲソウは本州、四国、九州に分布する種で、花弁の縁が糸状に深く切れ込む。山の湿ったところを好み栽培が比較的困難である。

・神津島ウメバチソウは葉が幾分厚く枯れにくい神津島原産種。
・ヤクシマウメバチソウは葉、花とともに小さく屋久島の原産種。
・シラヒゲウメバチソウは雲南省や四川省原産種で花が黄色みを帯びる大輪種。

「夏の日も遠ざかりゆき梅鉢草白き小花の楚々と咲きおり」

「ひたすらに咲きて愛でられ花々の花後の姿省みられず」

「やっと咲く梅鉢草の出番となりマクロ画像の人目を惹かん」

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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
 一花さんちでは、育て主に似て、清楚で凛とした雰囲気のウメバチソウが咲きましたか。この草は、とくに葉焼けしやすいので、管理が大変ですよね。ベニチガヤなどと寄せ植えするとよい、などと山草の本に出ていますよね。
 家紋は加賀前田家の梅鉢紋に似ているでしょうか。それとも天神様の梅の紋に似ているでしょうか。

 昨年9月に行きました、尾瀬の湿原ではこのウメバチソウの花がぼつぽつと咲いていましたし、霧ケ峰の車山の草原の湿り気のあるところや、清里の羽衣池のまわりなどでも見たことがあります。こぶりの花ですが、目を惹きますね。
なおさん
2007/10/11 22:13
「けんめいに今年も其処に咲いているウメバチソウよけなげな花よ」(鳥海昭子)「ひたすらに咲きて愛でられ花々の花後の姿省みられず」花を愛してるお二人のお気持ちが伝わってきます。私の場合は、花の一生を眺めるのが楽しみだから、花後も眺めて楽しんでいますねえ(笑)
はなはな
2007/10/12 04:07
一花さん、ウメバチソウ(梅鉢草)初めて見せて頂いた花ですが、名前の様に梅の花が大きな鉢になってますね。うまく名前を付けるものですね。山野草ですか。気をつけてそこらに無いか見てみます。金木犀一度挿し木してみます。友人に云って枝を持ってきて貰おう。花が咲き終わってからでしょうね。
彦左
2007/10/12 09:36
ウメバチソウが綺麗に咲きましたね、この花をマクロ的に見た事が無かったのですが、今回は拝見して少し複雑な形に興味を持ちました、この花は8月の白馬岳でも写真に撮っているのですが、そのときは普通に写していて花の様子は良く分かりませんでしたしブログにも乗せなかったと思います。
OSAMI
2007/10/12 09:52
初めて見聞きしますが、家紋の梅鉢にソックリですね。我家の家紋は丸に梅鉢ですから、丸い鉢にこの梅鉢草の花を一輪咲かせれば、家紋の完成ですね。早速、作ってみようと思います。ウメバチソウが手に入るかな?
デコウォーカ
2007/10/12 19:29
なおさん、こんばんは。夕べコメント有難うございます。
ウメバチソウは小花ですが、可愛いですよね。涼しい日当たりの湿原に生えるものなんですね。以前せっかっく種から出てきていたのに乾燥して枯れていました。
去年お出かけの尾瀬の湿原でもご覧になられましたか?
まだ自然の中では見たことがないのですよ。一度見てみたいものです。
ベニチガヤと同棲ですね〜。今度ベニチガヤ求めてきます。
種は出来やすかったのですが・・。何度挑戦しても駄目なんですよ〜〜。
なおさんへ
2007/10/12 21:32
はなはなさん、こんばんは。早朝からコメント有難うございます。
鳥海さんはこの花は宮沢賢治の童話で知ってらっしゃったようですね。私はまだ読んだことがないです。
「けんめいに咲いている」と書いてらっしゃいますが、、自分で育てられたのか、自然の自生のものを見られて詠われたのでしょうね。
花は盛りをのみ見るものではないですよね。どうもこの頃、花後はあまり見ないようです。はなはなさんは種が大事で、翌年もしっかりガーデニングされてお上手ですよね。
はなはなさんへ
2007/10/12 21:36
彦左 さん、こんばんは。コメント有難うございます。
ウメバチソウは初めてご覧になられましたか?山野草としてもあまり知られないのでしょうね。小さな花です。梅の花のような形で梅鉢草となったようで、こんな花形のものは多いですよね。
金木犀の挿し木ですが、木化した硬い枝はだめで、今年芽吹いたばかりの若い枝を使うと書いてありますよ。挿し木時期は梅雨時がベストで、今年伸びた枝を10〜15cm程度に切り、小粒の赤玉土か鹿沼土などにさすと、秋までには発根するそうです。
また6月上旬〜9月上旬までも良くて、そのときは発根促進剤を使うか、団子挿しにするとよいそうです。
若しかして、今からでも間にあるかも知れませんので試されたら如何でしょうね。
彦左 さんへ
2007/10/12 21:39
OSAMI さん、こんばんは。コメント有難うございます。
これはおと年花後うまく育てたつもりでしたが、乾燥して枯らしてしまいました。やはり鉢の管理を自然の状態に保つって難しいようです。マクロで撮って見ると綺麗で独特の形をしていてびっくりでした。緑っぽいものは仮オシベだそうです。今年8月の白馬岳で撮ってらっしゃるのですね。若しかして記事を見なかったようです〜。まだ自生のものを見た事がないですが、白い小さな花で可憐でしょうね。何時か見てみたいものです
OSAMI さんへ
2007/10/12 21:42
こんばんは。コメント有難うございます。
デコウォーカーさん宅の家紋は梅鉢でしたか?それはそれは見慣れた紋が花になっていて、ビックリでしたね。白い楚々とした小花で可憐ですよ。
自然の中でも見られるそうですが、何時か出会えるといいですね。
山野草としても出回っていますが、日当たりと湿気を好みます〜。夏場遮光だそうです〜^。求められてうまく育てて下さい〜。
デコウォーカ さんへ
2007/10/12 21:43
実家のベランダにも鉢植えがあったのですが、今の騒動ですっかり枯らしてしまいました。又春にでも買って来なきゃって思っていたところです。
mint
2007/10/12 22:26
mintさん、こんばんは。コメント有難うございます。
ご実家のベランダでも育ててらっしゃいましたか?ご多忙で枯らされたとか、残念でしたね。小さな可愛い花ですが、涼しい場所の日向の湿気を好みますよね。ミントさんなら上手に育てられるかも知れませんね。私は枯らしてばかりです〜。
mintさんへ
2007/10/12 23:43
ウメバチソウ(梅鉢草) 一花一葉/BIGLOBEウェブリブログ
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