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zoom RSS サクラタデ(桜蓼)

<<   作成日時 : 2007/10/13 23:05   >>

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タデ(蓼)の仲間でもサクラタデ(桜蓼)と言うものがある。
花は薄桃色をしていて、普通のタデの花より大きめで美しいのでサクラタデの名前になったようだ。
観賞用にもなり、山野草としても出回っている。
これは水辺に生える多年草で小さい頃田舎で見たかも知れないが、都会では見られないので山野草として2株求めた。

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         <イヌタデと>

1株は濃い桃色の蕾付で、開いた花は薄い桃色だったが5弁の花が桜を思わせ、花壇の他の花に比べると小さい。
だが、庭に知らずに生えてきたイヌタデ(アカマンマ)に比べると大きく観賞用になり、これは茶花としても用いられるそうだ。

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雌雄異株で、雌花はめしべがおしべより長く、雄花ではおしべのほうが長いので区別できるそうで、画像がボケ気味だがこれは雌花だろうか?
花びらのように美しく見えるのは萼(がく)だそうだ。

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このサクラタデにも白花があり、シロバナハナサクラタデという和名が付けられている。
サクラタデに草姿が似て、花が白で花穂の枝分かれしているシロバナサクラタデという別種もあるそうだが、日本中の湿った草原に自生していると本にある。
シロバナサクラタデ:西さがみの山野草さまHP

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         <茎と葉の様子>

この画像のものは茎が赤いが、求めたもう1株は茎が緑っぽいので、若しかしてシロバナハナサクラタデかも知れない。開花して見ないとよく判らない・・。
これは根茎で地中に伸びて枝を分けて増えるそうだ。

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この時期、アカマンマと呼ばれるイヌタデが毎年花壇外から出てくる。これは1年草で毎年零れ種で出てくるのか、どこにでも見られて雑草扱いだ。
出かけた先の空き地に1メートル位の草丈で、白、薄桃、桃色の三色が蔓延っていたが、これはオオイヌタデだろうか?

             <空き地で見たオオイヌタデ>
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この時期タデ科タデ属の植物として ミズヒキ、ミゾソバ、ママコノシリヌグイ、オオケタデ、イタドリなどがある。

「蓼食う虫も好き好き」という諺があるが、葉を齧って見るとイヌタデもサクラタデも辛くなかった。ヤナギタデと言う若芽は辛い味がして、刺身のツマになり、これが本当のタデと言うことで別名がホンタデ、マタデと呼ばれるそうだ。
ヤナギタデ(身近な野性植物さまHP)

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             <サクラタデ2007/10/18撮影>

「少年はそこが秘密の場所なりき地蔵堂うらサクラタデ咲く」(鳥海昭子)

「赤のまんまむしり飛ばして少しずつ家遠ざかる父の夕暮れ」(逸見じゅん)

「葦の葉のすがれとなりし川原をわれは踏みゆく赤まんまの花」(橋本徳寿)

「童ども草はな刈りそ八穂蓼を穂積の朝臣が腋草を刈れ」(万葉集・巻16-3842)


<サクラタデ(桜蓼)>
タデ科タデ属
学名:Polygonum conspicuum
開花期:夏〜秋
自生地:水辺の日当たり

「犬蓼より花の大きく桜色求めし蓼のひときわ麗し」

「今年また花壇の外に赤まんま知らずに生えて一年早し」

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コメント(12件)

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こんばんは一花さん。「少年はそこが秘密の場所なりき地蔵堂うらサクラタデ咲く」(鳥海昭子)秘密基地とは懐かしい言葉です。サクラタデとは即結びつかないけど、そんな風景だったのかしら?
「今年また花壇の外に赤まんま知らずに生えて一年早し」あかまんまよくみると可愛らしい。夏の間虫が多くて入れなかった畑の雑草とりをしたらアカマまんまたくさんでしタ。
はなはな
2007/10/13 23:20
はなはなさん、こんばんは。出かけていてアップ遅くなりました。早速のコメント有難うございます。
地蔵裏が少年の秘密の場所だと、子供の事をよく分かってらっしゃるのでしょうね。少年たちの秘密基地、そこに群生していたのでしょうか?
この花にはそんな裏に咲くイメージではないですよね。小さい頃見たようですが、この花を今では山野草として求めています〜。意外と可愛いくてブログでも人気なんですよね。
赤飯は1年草なのに毎年出てきますよ。そちらも同じですか?草取り大変でしょうね〜。これは草紅葉も綺麗ですよね。ママコノシリヌグイやミゾソバも画像で見ると綺麗な花です。

はなはなさんへ
2007/10/14 00:10
こんばんは。
サクラタデの名前に惹かれて訪ねてきました。
雌花はこんな姿をしているんでですね。未だに雌花に出会えていませんので勉強になりました。
ぽんぽこ
2007/10/14 00:55
 昨日はすぐ寝てしまいましたので、コメントが今朝になりました。

一花さんちのサクラタデは、うちのよりピンクが濃いような気がして、こちらも可愛らしいものですね。沢山咲くのが楽しみですね。
 鉢で育てると、根ですぐ増えて株立ちとなります。日向の湿地を好むものですね。神代植物公園の水生植物園でも今頃咲いていると思います。
 オオイヌタデもいろいろな色で面白いものですし、あかまんまのイヌタデも群生して紅葉すると、侮れない美しさですよね。
 ヤナギタデは噛んでみたことがありますが、たしかにヒリヒリと辛いものですね。
なおさん
2007/10/14 04:19
サクラタデ、大好きな花です。名前も素敵、花も素敵。
ピンク色のサクラタデ、愛らしいですね。
8月末に、湿生花園へ行ったとき、まさしく、白いサクラタデが咲いていました。そこはもう秋が訪れていたのですね。
にりんそう
2007/10/14 08:28
ぽんぽこさん、こんばんは。夕べ遅くにコメント有難うございます。
タデと言えば、やはりポンポコ博士さんでしょうか?お好なんですね〜。そちらでも何種類も撮ってらっしゃるようですね。
カメラ画像がボケ気味で、綺麗な画像でないですが、雌蕊が飛び出しているようで、若しかして雌花でしょうか?調べたら、サクラタデは雌雄離熟の特別なタイプで、二型花柱性を持っていて、雌しべが飛び出しているのは長花柱花と呼ばれるのですね。また鮮明な画像を機会があったら撮ってみます。

ぽんぽこ さんへ
2007/10/14 19:28
なおさん、こんばんは。早朝からコメント有難うございます。早寝されると、お休みも4時起きなさるのですね〜。
そちらでもアップのもの見せて戴きましたが、少し色が薄い桃色でしたね。これは園芸種でしょうから種類に違いがあるのでしょうね。
アカマンマは植えた覚えがないのに出てきますが、こちらは多年草で根で増えるのでしょうか、ポット苗も根が回ってました。
日向の湿地、サワギキョウやミソハギなどと同じような環境でしょうね。来年増えるといいのですが。。神代水生植物園は何時もあちらまでは足が向かないのですよ。(昼前にのんびりと家を出かけるので・・。)
ヤナギタデとかタデも色々あるのですね。オオイヌタデは更地にたくさん生えていましたよ。何処からか土が運ばれたようです。
なおさん へ
2007/10/14 19:31
にりんそうさん、こんばんは。コメント有難うございます。
タデの仲間ではこれは花が大きく綺麗ですね。優しい桜色で名前も素敵ですよ。8月末の箱根湿生花園でもご覧になられましたか?
花期が夏からだそうですが、園内は秋も早かったのでしょうね。
また出かけて、あちこちゆっくりと見てみたいものです〜。
にりんそうさんへ
2007/10/14 19:34
サクラタデというのは名前だけ知っていて未だ見た事がありません、サクラのように綺麗なピンク色が良いですね、タデですから多分強い性質を持っていると思いますからこの花が街に殖えてくれないかと期待したりしています。
OSAMI
2007/10/14 22:16
OSAMI さん、こんばんは。コメント有難うございます。
育てて見たら、小さい頃見た事があるようでしたが、タデの仲間でも花が綺麗なので人気のようです。カメラで何度撮ってもうまくいかなかったです。
中の様子がもう少し鮮明に分かればよかったのですが。
イヌタデは一年草ですが、多年草のこれが街中で増えてくれたらいいですよね。
OSAMI さんへ
2007/10/14 23:42
サクラタデはイヌタデを見慣れた目にはタデ科とは信じられなくらい綺麗ですね。イヌタデの開いている花を見つけるのは大変ですが、サクラタデは同時に多くの花が咲いて綺麗さを増しています。最近、タデにも色々種類が有りそうだな、と思っていたら今日の一花さんブログを見て、矢張り色々有るのだと理解しました。
デコウォーカ
2007/10/16 23:20
デコウォーカーさん、こんばんは。夕べコメント有難うございます。
サクラタデは名前のように桃色で綺麗ですね。そうなんですよ、イヌタデってなかなか開花していないのですね。サクラタデは花期が短いようで、ポロポロ落ちています。でもまた下から蕾が出てきました。小さいので写すのに苦労しますね。野草には詳しくないのですが、本に載っていないようなタデも他にたくさんあるようですよ。山野草としてもアイタデ、ヒメタデ、斑入りポントクタデなども人気のようです。
デコウォーカ さんへ
2007/10/17 17:24
サクラタデ(桜蓼) 一花一葉/BIGLOBEウェブリブログ
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