一花一葉

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zoom RSS アカバナオケラ

<<   作成日時 : 2007/10/14 19:34   >>

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普通の白花のオケラは早々と咲いて10月6日に記事アップしたが、苗から求めて育てていたアカバナオケラが開花してきた。
オケラ: 2007/10/06

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          <赤花蕾:2007/8/23撮影>
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          <白花蕾:2007/7/21撮影>


白花は春先に地上部が出ていない状態から求めて育て、やっと花が3輪ついて葉数も少なかった。
だがこちらの赤花は苗状態で求めたものがしっかりしていたようで、蕾が10個も出て開花してきた。

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草丈は白花の方が高く50cmで、赤花のは30cmと低い。

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       <左;白花&右:赤花>

これはキク科オケラ属で本州から四国、九州、そして朝鮮半島、中国大陸北部の日当たりの良い山地に自生するそうで、赤花と白花があり、通常は白が多いそうだ。
古くから若芽を山菜として食べられ、漢方では根茎を白朮(びゃくじゅつ)として正月の御屠蘇に使われていたそうだ。赤花も同様に利用されたのか良く分からない。

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ネットで調べると赤花にも、総苞の周囲に魚骨状の苞葉が見られる。求めたものには魚骨状の苞葉が見られないので、若しかしてこれは園芸種か中国産かも知れない。

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         <葉の様子>

白花の葉は株が若かったので茎から直に楕円形のものだけが出ていたが、こちらの下葉には茎から長い柄の出た3深裂した葉も多く出ていた。葉はどちらも鋭い鋸歯があるが、赤花の方が細くて色が薄い。

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         <赤花:2007/10/10撮影>
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     <白花:2007/10/2撮影>

花をマクロで撮って見ると白い粉のようなものがたくさん付いていて、花粉が零れたのかも知れない。これは雄花だろうか?
白花には花粉のようなものが付いていなかったが・・。

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花として見ると白花は目立たないが、赤花はアザミによく似て遠目にも鮮やかだ。
万葉集ではオケラの古名「うけら(宇家良)」として3首、目だたない花のように顔に出すなという相聞歌に詠われているが、赤花だったら、違う詠み方になっていたかも知れない。


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「恋しけば袖も振らむを武蔵野のうけらが花の色に出(づ)なゆめ」(万葉集・巻14-3376)

「咲きやらぬうけらが花のいぶせさをいかでかきみにいひひらくべき」(藤原隆房)

「むさし野をい行く旅人つとにとかうけらが花を折りてかざせむ」(田安宗武)

「むさし野や花かずならぬうけらさへつまるる世にも逢ひにけるかな」(橘千蔭)


<オオバナオケラ(アカバナオケラ)>
キク科オケラ属
学名:Atractylodes ovata
原産地:中国大陸北部
流通名:アカバナオケラ
花期:9〜10月
多年草

「どんよりと暗き秋の日赤色のおけらが花の鉢に賑わう」

「紅白のおけらの花の咲き揃う白に三輪赤には十輪」

「赤白の寄り添い写るうけらが花心の色はひた隠しつつ」

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コメント(16件)

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一花さん、花にもオケラって名前が付いてるんですね。ブログで見たことがありましたが、ズームアップでみると綺麗な顔をしてますね。花の名前も鳥や虫や同じ様な名前が沢山ありますね。
彦左
2007/10/14 19:45
「恋しけば袖も振らむを武蔵野のうけらが花の色に出(づ)なゆめ」
恋歌なんでしょう。いつの世にも恋は歌の題材ですね。そして。一花さんの歌
「赤白の寄り添い写るうけらが花心の色はひた隠しつつ」これも赤白の寄り添いは、ご主人と一花さんかな?
はなはな
2007/10/14 20:26
自然界の色形にはいつもビックリさせられます。

ご主人様無事にお帰りになりましたか?
ゆう
2007/10/14 20:34
 一花さんちでは紅白のオケラが咲いているのですね。流通名はアカバナオケラですが、オオバナオケラとも呼ばれるもので、中国産のものですね。
 紅白で咲くと、彩りもよくいいですよね。やはり薬用にされるそうですね。
なおさん
2007/10/14 21:04
幻想的な、雄花の様子に、物凄く感激しています。
自然の営みって、美しいですね。
来週日曜日が、記念イベントになります。
今週は忙しい毎日になると思います。
頑張りますね。
chiemi
2007/10/14 21:54
彦左 さん、こんばんは。コメント有難うございます。以前白花のオケラをアップしましたが、これは赤い花ですが、中国産だそうです。
ズームで見ると花も違った顔で綺麗ですよね。PCが発達して、デジカメ時代となり素人にも植物の世界が広がってきましたね。
これは古名はうけらだったそうですが、その後おけらになったそうです。花はアザミに似ますね。虫のオケラはこの頃見ないですが、蟻とトカゲが多くて困ってます。
彦左 さんへ
2007/10/14 23:32
はなはなさん、こんばんは。コメント有難うございます。
万葉は相聞歌が多いですよね。恋しかったら袖だけでも振ろうと思うので、武蔵野のおけらの花のように顔に出さないでください。なんて素直な歌ですよね。おけらは目立たない地味な花として詠われているようです。この赤花は色鮮やかですよね。
花は紅白揃っているものが多いようですね。夫婦もそうですし、それが自然体なのでしょうか?何時も心が同じとは限りませんけど・・。
はなはなさんへ
2007/10/14 23:34
ゆうさん。こんばんは。コメント有難うございます。
普通のオケラは棘に守られて変わっていますね。アカバナは中国のものだそうです。夫は夜帰ってきましたよ。つけあげや高麗菓子など本場のものは美味しいですね。あちらは物価が安くて、柿もブドウもミカンもこちらの半値だったとか言っています。重くて見るだけだったとか・・。お茶も美味しいですよね。
ゆう さんへ
2007/10/14 23:37
なおさん、こんばんは。コメント有難うございます。
紅いオケラは苗からでしたが、花付が良かったです。やはり中国産だったのですね。アカバナは流通名で、オオバナオケラと言うのですね。
花は白と比べたら少し太って大きいようですね。何時も有難うございます。これも薬用になるのですね。

なおさん へ
2007/10/14 23:39
Chiemiさん、こんばんは。コメント有難うございます。
マクロで見ると花の姿は幻想的で、変わったもののように美しいですよね。
蕊もひとつひとつ計算されて作られているようです。
来週日曜日が愈々記念イベントで今大変ですね。
暑かったり寒かったりと気温の変動がありますので、風邪などひかれませんように。無理さならないように頑張って下さいね。

chiemiさんへ
2007/10/14 23:41
珍しい赤花のオケラ楽しく拝見しました、一緒に写っている写真を見ると赤花の株は白花よりも少し小さいようですが、株が充実すると白花くらい大きくなるのでしょうね。
OSAMI
2007/10/15 10:22
OSAMI さん、こんばんは。コメント有難うございます。これは中国産だそうで、オオバナオケラとも言うのだそうです。
白株は花も3輪しか咲かずヒョロヒョロで、こちらは元来草丈があるのかな?とも思ってます。赤は株が充実しているようで10輪も開花ですが、草丈が小さいのですよ。
OSAMI さんへ
2007/10/15 19:25
 こんばんは、”オケラ”というお花があるのですか!白花のアップの写真、ほんとにすばらしくて見とれてしまいます。
一花さんの庭もトカゲが多いですか?我が家も、とても多いです、特に今年はあちこちでかわいいたまごがたくさんでした、ちゃんと虫をとってくれればいいのですがね。
いけちゃん
2007/10/15 22:11
いけちゃん、こんばんは。コメント有難うございます。
秋も深まってきて日暮れが早いですね。そして落ち葉もはらり〜はらり〜とお掃除大変です〜。そろそろガーデニング時期ですが、日中、20度を越えると藪蚊がまた出てきていますヨ。虫でないオケラと言う植物があるのですよ〜。アザミ見たいですけどチョット違うのですよ。初めてご覧になられましたか?山野草ですが、昔の野山にはたくさんあったようで、若芽は山菜になったそうです^。根はお正月の御屠蘇に入っていて馴染みのようですね。
庭にはトカゲが多いですが、虫を捕ってくれるとかですよね。ちょろちょろされたら嫌ですけどネ。
蟻が凄くて〜〜。これは鉢中に潜んでいて、冬場室内に入り込まれたらイヤになりますよね。
いけちゃんへ
2007/10/15 22:51
この前、アカハナのオケラを育てていると仰ったのがこれですね。私もただ今オケラと格闘中で、其処での私の結論を以下に述べますので参考にして下さい。間違いやおかしい所が有りましたらご指摘下さい。
赤色のオケラ(上から6枚目の画像)で濃い青色の棒が伸びていますが、これが雄しべでその先端に付いているのが花粉だと思っています。その濃い青色の棒から更に伸びているのが仮雌しべだと思っています(雄花なので本当の雌しべは無いので仮雌しべと名付けました)。
白花のオケラ(上から10枚目の画像)も同じ構造です。こちらの雄しべは青い縦縞の棒です。その先端に付いている白い物が花粉だと思います。その青い縦縞の棒から更に白棒が伸びていますが、これが仮雌しべだと思います。(この時雄しべの色が青から茶色に変化しています。)
この雄しべと、雌しべの成長過程はノハラアザミやタムラソウと良く似ています。私の今日のブログで、その事を綴っています。参考に見て下さい。
さてオケラに戻りますが、それでは雌花はどうなっているか?これは、私の明後日のブログを見て下さい。
デコウォーカ
2007/10/16 23:57
デコウォーカ さん、こんばんは。夕べ遅くこちらまでコメント有難うございます。結局白いオケラも雄花だったのですね。
オシベの中から仮雌蕊のようなものが出て伸びていて、白いオケラもそうなんですね。この花後の観察して見るとよくわかりますよね。今日また盛りを過ぎた花の写真を撮って見ましたら、蕊が短くなっていました。
あざみでしっかり見せて戴いて、こちらを見たら、その仕組みがよく分かりましたよ。アカバナオケラはタムラソウに似ますね。
そちらの山で、とうとう雌花を見つけられたのですね。ネット初公開でしょうか?楽しみです〜。

デコウォーカ さんへ
2007/10/17 17:35
アカバナオケラ 一花一葉/BIGLOBEウェブリブログ
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