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zoom RSS ノゲイトウ(野鶏頭)

<<   作成日時 : 2007/10/18 18:06   >>

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植えた覚えがないのに、鉢からインパチェンスと見たことのない細い葉が夏場から伸びてきた。
インパチェンスは毎年何処からか種が弾けて飛んできて、庭のあちこちにも生えている。

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だが、もうひとつのこれは我が家には今迄植えた事がない。
他所より6月に苗ごと頂いた白花と桃色花のリクニス(スイセンノウ)の土に、一緒に種が紛れ込んでいたようだ。先日リクニスを下さったそこのお宅を通ったら、庭に同じものがたくさん出ていて、名前を聞こうと思ったがご不在だった。

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2株出てきた花穂が小さなケイトウのようで、他所の方のブログにも似た画像があって、どうもノゲイトウの園芸種のようだ。
流通名は学名のセロシアとも呼ばれて、和名はノゲイトウとありセロシア名がこの頃よく知られているようだ。
熱帯アジア原産の非耐寒性の1年草で、花姿がより原種に近いとあり、それでノゲイトウ(野鶏頭)の和名だろうか?

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花は普通のケイトウと違って細長く、白から薄桃になって色が濃くなっていった。
花穂を触るとカサカサしてドライフラワーのようだ。
花びらは二重構造と見えて外側は透明のようだ。中をアップで見るとまた濃い桃色のような花びらが見えて、そこに雄蕊が付いているようだ。中心部に見えているのは雌蕊だろうか。
葉も昔育てたものより細い。傍のインパチェンスの葉は食べられないで、こちらだけが虫に食べられている。

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     <花びらの内部>

昔田舎で見た鶏頭は赤く大きく、まるで鳥の鶏冠のようで、鶏頭の名前そのもののイメージだったが、この頃ガーデニングとしてはあまり見かけなくなった。
そしてハゲイトウもあちこちで見かけていたが、これもちょっと少なくなったようだ。
代わりにこちらの小さなタイプのものをあちこちで見かけている。
花壇、プランター植えや切花にも最適で草丈があり花穂が小さくて扱いやすい。
性質も強壮のようで、次々と下株から花穂をまた出している。

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流通名と学名のセロシアは、ギリシャ語のケロスが語源で、「燃えた」、「焦げた」という意味だそうで、セロシアはケイトウ属の総称ともなっている。

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トサカケイトウ(鶏冠鶏頭)は万葉でも、からあゐ(韓藍)の花として4首詠われており、日本には中国朝鮮半島経由で奈良時代に渡来して庭の花として愛でられていたようだ。


「我がやどに韓藍蒔き生ほし枯れぬれど懲りずてまたも蒔かむとぞ思ふ」(万葉集・巻3-384)

「秋さらば移しもせむと我が蒔きし韓藍の花を誰れか摘みけむ」(万葉集・巻7−1362)

「隠(こも)りは恋ひて死ぬともみ園生(そのふ)の韓藍の花の色に出でめやも」(万葉集・巻11-2784)

高温多湿の気候にあって、夏から秋まで開花し、余りに馴染みがあってまるで日本の花のようなイメージがある。
トサカケイトウの花と見えている部分は、茎の上部が変形してトサカ状になったものだそうだ。
この花の形として、扁平なトサカケイトウ、槍状のヤリゲイトウ、羽毛状のフサゲイトウ、中間タイプ、矮性のものなども出回っている。
ケイトウ(鶏頭):植物園へようこそさまHP
鶏頭:(季節の花300さまHP)
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「鶏頭は憤怒の王に似たれども水にうつしてみづからを愛づ」(与謝野晶子)

「台風が過ぎて三日目倒されしケイトウむっくと立つ気配なり」(鳥海昭子)

「ハゲイトウの葉むら燃え立つきょうの日を誰か訪ねて来る予感あり」(々)

「夕雨にこほろこほろぎうら悲し新おくつきの鶏頭がもと」(伊藤左千夫)

<セロシア>
ヒユ科ケイトウ属
学名: Celosia argentea
和名 :ノゲイトウ ,カラアイ(韓藍)、けいかんか(鶏冠花)、
流通名: ケロシア、セロシア
原産地:インド、 熱帯アジア
花期: 8〜10月

「土中に紛れし種より二株の野鶏頭の花鉢中に立つ」

「暖かき陽ざしが欲しいと野鶏頭猫も丸まる秋の陽だまり」

「薄桃の二株のみの野鶏頭小さき花穂鉢隅の中に」

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コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
セロシアは生命力の強い植物のようですね、カサカサした感じの花だとこちらもムギワラギクのように簡単にドライフラワーになるのでしょうかね?。
色はピンク色のようですがこれは色々の色があるのでしょうね?。
OSAMI
2007/10/18 18:28
小さい頃によく見かけた花の、真っ赤な鶏頭は最近見掛けなくなりました。
花も時代と共に流行が有るのでしょうかね〜。
ガーデニング・園芸用には小振りのセロシアの扱いが良さそうです。
真上から写した画像がキレイですね。(*^_^*)
やまびこ
2007/10/18 21:22
 一花さんちではノゲイトウが咲いていますか。ケイトウの系統?にもいろいろあって面白いものですね。
 ハゲイトウの葉は茹でておひたしで食べられると聞いたのですが、こちらはどうでしょうね。
 ピンクの花穂が面白いですよね。
なおさん
2007/10/18 22:43
昔良く見た、トサカケイトウは最近見かけませんが、代わりにウモウゲイトウを良く見かけます。シンプルなケイトウで良いな、と思っていましたが、このノゲイトウの方が更に良いですね。一番最後の画像は素晴らしいですね。
デコウォーカ
2007/10/18 22:53
OSAMI さん、こんばんは。コメント有難うございます。
この頃うちの近くでは昔の鶏冠鶏頭はあまり見かけなくなりました。これはかさかさした感じでムギワラギクのようでした。トサカケイトウの花もかさかさでドライフラワーのようだったのでしょうか?花色はピンクしか見ないようですが、白もあるかも?しれませんが、これは白から桃に変わりました。
OSAMI さんへ
2007/10/18 23:13
やまびこさん、こんばんは。トサカケイトウは花屋さんでは見かけないですね。小さい頃余りにもも見慣れていて、夏場に真っ赤で重たい感じの花でしたよね。大きなダリアも同様に、このごろ見かけなくなりました。都会の狭い庭や寄せ植えとしては、こんな小粒の花が似合うのかも知れませんね。セロシア名だとハイカラな感じですよね?ズームで撮って見ると綺麗な花でビックリでした~。(^。^)
やまびこ さんへ
2007/10/18 23:15
なおさん、こんばんは。コメント有難うございます。
これは土の中に零れ種で紛れ込んでいたようです。シンプルですが、こちらは「セロシア」としてこの頃出回っていますね。葉鶏頭は御浸しですか?ちょっと可愛そうな?気がしますが、それで虫が付いていたのでしょうか?画像
の花に虫が見えていて、葉裏を見たらたくさんの何かの虫が付いていました。
なおさん へ
2007/10/18 23:17
デコウォーカーさん、こんばんは。コメント有難うございます。
広い庭だとトサカケイトウが似合うのでしょうが、昔から主張性がありましたね。都会ではシンプルなものが好まれるようです。ウモウゲイトウもそう言えば黄色など賑やかで近年好まれていましたね。プランターや鉢にはこのノゲイトウが似合うようで、ご近所でも見かけます。丈夫で作りやすいようです。
デコウォーカ さんへ
2007/10/18 23:18
「台風が過ぎて三日目倒されしケイトウむっくと立つ気配なり」(鳥海昭子)むくっとがなんかいいですね、ちょtっと好きな感じ。「暖かき陽ざしが欲しいと野鶏頭猫も丸まる秋の陽だまり」秋も深まりちょっと寒い感じですね。出張で今帰ってきましたが、チョイサムです。おやすみなさい
はなはな
2007/10/18 23:55
お茶の時間か、お昼休みの時間。
此処へお邪魔するときに、今日は、どんなお花かしらと
とても、わくわくします。楽しみな日課です。
愛らしい穂先ですね。
鶏頭の濃さがなく、淡い感じで、とても好き!
またまた、新しいお花でした。
chiemi
2007/10/19 11:10
はなはなさん、こんにちは。出張でお疲れのところ、夕べ遅くにコメント有難うございます。
ここ急に夕方になると寒いですよね。夜も薄物では寒く、もう冬物のガウンを着ています。
昼間の陽射しは暑いのですが、寒暖の差があって、風邪を引きやすくなりますよね。猫って、暑さ寒さに敏感で快適な場所を見つけて寝ています。
鳥海さんの歌、トサカケイトウが倒れてむくっと立つ気配と詠ってらっしゃって、動物的な感じがしますね。鶏冠が利いているのでしょうね?
週末は雨で、ガーデニング無理でしょうか?晴れてくれるといいですネ。
はなはなさんへ
2007/10/19 16:32
chiemiさん、こんにちは。今日は陽射しがなく、雲って肌寒くもう小雨が降ってきました。Chiemiさんも御花好きで、珍しいものたくさん育ててらっしゃいますよね。これは昔の鶏頭とは違って、原種風でセロシア名で人気のようです。薄いピンクで派手さがなく可愛いようです〜。
昨日のコメントの菫似の名前はヒナスミレでなくヒナソウでした〜。ごめんなさいPC前で一瞬ボケして、あとで思い出しました。
chiemiさんへ
2007/10/19 16:35
一花さん、写真の花は見たことがありますがノゲイトウ(野鶏頭) って知りませんでした。いつもいつも勉強になります。記述されているインパチェンスも増えるはなですか?隣のいえでは通りから門まで細い専用通路があるのですが一面にインパチェンスを植えています。いつか私もいただいたのですが、どうしたことか消えてしまいました。消えるところもあれば一花さんっちのように出てくるところもあるのですね。花も主人をよく知ってるんですね。
彦左
2007/10/19 20:20
彦左 さん、こんばんは。こちらもコメント有難うございます。
この花をご覧になられたことがおありですか?野生風でノゲイトウと呼ばれるそうです。花屋さんではミニの羽毛のようなケイトウが出回っていましたよ。インパチェンスは半日陰で少し湿気っぽいと上手く育つのですよ。彦左 さん宅は明るくて良く日差しがあたるので、若しかして乾燥して上手く育たないのかもしれませんね。丁度今、お隣さんから種を頂かれて、木陰や木の下に蒔いておかれると来年出てくるかもしれませんね。うちも出来た種をあちこちに今蒔いています〜。
彦左 さんへ
2007/10/19 22:47
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