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zoom RSS キクタニギク(菊渓菊)別名:アワコガネギク

<<   作成日時 : 2007/11/12 20:39   >>

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自然の野山や海岸に自生する野生のノギク(野菊)の中には、白や薄紫、桃色、黄色系統の花色が見られる。
その中で黄色い花の野菊には、イソギク(磯菊)、キクタニギク(菊渓菊)、シマカンギク(島寒菊)、キバナノジギク(黄花野路菊)などが知られている。

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イソギク(磯菊)は花屋でも出回っていて、栽培菊同様に家々の花壇に植えられているのを見かけ、我が家でも今開花中だ。
イソギク(磯菊)2006/11/20

キクタニギク(菊渓菊)は別名アワコガネゴク(泡黄金菊)とも呼ばれてそちらの名がよく知られ、普通の花屋ではあまり見かけないが、山野草として人気で出回っている。
これは普通の野菊より花が小型でとても花つきもよく、株も矮性タイプの選別種があるそうで鉢植えに適している。我が家でも矮性タイプなのか、鉢植えしていたものが咲いてきた。
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キクタニギク(菊渓菊)名は自生地の京都府菊谷に因み、アワコガネギク(泡黄金菊)名は、小さな黄金色の花が密集して咲く様を泡に例えられ、牧野富太郎博士が命名されたそうだ。
もうひとつ別名としてアブラギク(油菊)というのもあるが、花を油に漬けたその油が火傷、切り傷に効果があったからだそうだ。(山・渓社:「野草の名前」より)

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岩手県以南の太平洋側から関東、長野、近畿、九州北部、朝鮮半島、中国の山地や山麓の土手、谷間、崖などの日当たりに広く分布している。丈夫なようで、流された種子からか、多摩川の河原などでも見られるとあった。

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育てて見ると、直径1,5センチと小さい花ながら花つきがよくて匂いもあり、葉も深い切れ込みがあって、野生のものとは思われない美しさがある。
これはキク科キク属で、西日本に分布するシマカンギク(島寒菊)と呼ばれるものに似ているそうだが、シマカンギクは頭花は2.5cmほどと大きく、葉が細かく切れないのが特徴だ。
シマカンギク(松江の野草樹木の花図鑑さまHP)

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我が家のものは他の野菊と5センチ位の小さな苗で求めて一緒の鉢に植えたものだが、これだけがよく枝分かれして花もたくさんついている。もう根元から来年用の冬至芽のような小さな芽がいくつも出ており、丈夫で育て易いようだ。


今日出かけた、昭和記念公園内のこもれびの丘の陽のあたる花壇でもちょうど満開となっていて、「キクタニギク」でなく「アワコガネギク」とネームプレートに書いてあった。
ここのものはどれも草丈が1メートル位と大株となっており、殆どの他の花が枯れている中、この小さな黄金の泡粒の花が明るく輝いていた。

<昭和記念公園・こもれびの丘にて、2007/11/12撮影>
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「うら枯れし一面の野に降りそそぐ日光を見るひとびとのかほ」(前田夕暮)

「朝の冷え未だも退(の)かず裾さむし花屋の土間を占める菊の香」(木下利玄)

「菊の花冴えつつ曇の下に咲き何にいらだちくるおもいぞ」(宮 柊二)

<キクタニギク(菊渓菊)>
キク科キク属
学名:Chrysanthemum boreale
別名:アワコガネギク(泡黄金菊)、アブラギク(油菊)
原産地:中国・朝鮮半島・日本(太平洋岸の岩手県以南から九州北部)
花期:10〜11月

「雨あがる青空を背に菊渓菊黄色眩しく爽やか一日」

「うら枯るる花壇の中にひとところ黄色輝く泡黄金菊」 

「銀杏並木黄色と緑の入り混じり公園賑わう小春空のもと」 

「泡粒の黄の花野菊咲き満ちて枝枝撓うこもれ日の丘に」

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コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
澄み切った青空に、菊の黄色がキレイです!
右から読んでも「菊渓菊」、左から読んでも「菊渓菊」(^_-)-☆
一花さん宅の鉢植えの菊、根元から来年用の芽が出ていることを「冬至芽」というのですか〜。初めて聴く言葉でした。
昭和記念公園の「アワコガネギク」は茎?枝?が蔓のように伸びて、成長が良いですね。(^_-)-☆
いろんな方のブログを拝見して菊の種類の多さに驚いています。
やまびこ
2007/11/12 22:36
こんばんは。
とても青く高い空。気持ち良いですね。
黄色いお花も、その青空に映えて、とても美人さんですね。
やまびこさんが、「右から読んでも・・、左から読んでも・・」と仰られていて、なるほどと、改めて感激してしまいました。
こうして覚えると、沢山の種類の菊でも、
一回で、覚えて、忘れなくなりますね。
chiemi
2007/11/12 22:57
 一花さん、昭和記念公園のこもれびの丘のアワコガネギクを見てこられたのですね。僕も咲いたら見ようと思っているのですが、なかなかいけませんで、18日に「緑・花文化を楽しむ講習会」が昭和記念公園の日本庭園でありますので、その折に見ようと考えています。

 黄色い小ぶりの花ですが、咲くと周りが明るくなるようで、いいですよね。奥武蔵や多摩、秩父の山でも見かけますが、山では割と丈の伸びるもので、茎が横に倒れていると低く咲いているように見えますね。

 一花さんちのは、丈低く挿し木で育てられているようですが、本来茎がのびますので、なかなか鉢で形よく育てるのは難しいですね。

 僕はこの花をお湯のなかにいれて、菊茶(菊湯)にしたことがありますが、苦味が出るようですね。
なおさん
2007/11/12 23:23
植物園のアワコガネギク名のものは何だかスッキリしない感じでしたが、こちらのものは可愛い花が綺麗に咲いていて良いですね、昭和記念公園では大きな株で違う花を見ているようです。
OSAMI
2007/11/12 23:32
やまびこさん、こんばんは。ご訪問有難うございます〜。
青空背景だと、お花が生き生きととても奇麗なんですヨ。仰るように「菊渓菊」は右と左から渓を挟んで咲く菊なんですネ。「アワコガネギク」の方が流通名として馴染で、山野草の本や植物園では使ってありました。
菊は普通花後に冬至芽が出来ますが、これにはもう出来ていました。冬至芽を来年そのままにしていると、下葉が枯れたりいい花が咲かないのです。普通の菊は5〜6月ごろ冬至芽を切って挿し芽で新しく育ててあげると増やすことも出来るし株もリフレッシュするようです。
昭和記念公園のものは場所的に日当たりも良くて広く、肥料が効いて伸び伸びと育っていました。野菊イメージがなく、元気で栽培菊のようでした。野に咲く野菊もこの頃好まれて、庭で栽培されていますネ。
やまびこさんへ
2007/11/12 23:37
chiemiさん、こんばんは。コメント有難うございます。今日は小春日の青空で清々しい一日でしたね。月曜日がお天気だと何となく1週間が楽しくなりますよね。出かけた先の公園でも青空背景の紅葉がとても奇麗でした。右からも左からも同じ漢字で、よく見るとなるほど〜〜と感激ですよね。普通の栽培菊も種類が多いですが、野に自生する野菊も地方風土によって花や葉姿が微妙に違って名前も変わってきますね。日本は野菊大国ですよね。
chiemiさんへ
2007/11/12 23:45
なおさん、こんばんは。コメント有難うございます。
昨日用事で出かけられず、今日神代に出かけようとしたら御休みで、昭和記念公園に午後から出かけました。まさかこもれびの丘にこんなにたくさん咲いているとは思わなかったのですよ。この時期お花もちょっと少なく、イチョウ並木が半分黄葉で人の入りが多いでした。ボランティアさんも大勢いらっしゃいましたよ。
そうそう、日本庭園の紅葉は奇麗で、池の面にシンメトリーに写っていました。18日またお出かけですか?その頃は見ごろでしょうね。これは元来丈が高く咲くものなんですね。本で見ると矮性のものが出回っていて鉢管理とかありました。うちのものは挿し木のようで5センチくらいの苗でしたよ。それが株が増えて勢いが凄いです。
「菊茶(湯)」試してみますネ。
なおさんへ
2007/11/13 00:04
OSAMIさん、こんばんは。コメント有難うございます。うちで今年も求めて育てたものは5センチ位の苗でした。それでまだ株も小さいのでしょうね。本によりますと、選別種で矮性のものもあるようで、鉢管理だとか書いてあったのですよ。うちのものはどうなんでしょうね。
昭和記念公園のものは、まるで普通の栽培菊のようでした。肥料が効いていて、プロさんが育てられてものなんでしょうね。枝も逞しく花も泡粒という感じがしないでしたよ。

OSAMIさんへ
2007/11/13 00:09
本当だ!左右どちらから読んでも菊渓菊だ。昔、コマーシャルで、上から読んでも山本山、下から読んでも山本山、がありましたね。
アキノキリンソウの別名はアワダチソウで矢張り黄色の花が泡の立つ様に咲くからと有りました。このアワコガネギクやセイタカアワダチソウも含め、キク科の中には泡の付く花が多いですね。
デコウォーカ
2007/11/13 07:37
この時期の昭和公園には足を延ばした事がないのよ〜〜こもれびの丘も大好きです。あそこの林を段々に上がり下がりするのもいいですよね。ホトトギスはもう〜やっせんごっ、なっちょったと? 野菊の類もいろいろ、アワコガネギクが満開じゃっどな。マイパークの辺りも栽培の小菊がいっぱいでかなりの量が@100で売られていて、スプーン咲き「風車菊」やらを求めて知人のお仏壇に届けたりしています。ありがたいわね。お天気がよくて散策するのに最高の日和、じゃったもんごわんそな。コンナ日をまさに小春日和っち、云うもんがんそナーー(*^_^*)
nobara
2007/11/13 12:06
デコウォーカーさん、こんばんは。コメント有難うございます。
そうなんですよね。左右から読んでも菊渓菊です〜。山本山ありましたネ。探すとまだありそうですが。。頭の体操にもなりますネ。
アワコガネギクの漢字を調べる前には粟と思っていたのですが、泡でした。
そういえばアキノキリンソウは別名泡立草でしたかね〜。以前教えて戴いたのですが、、。黄色の花が泡の立つ様に咲くからなんですね。同じ発想を牧野博士がされたのでしょうね。泡盛お好きだったのでしょうかね?それとも地元の土佐鶴かも???
キクタニギクより、こちらのアワコガネギクの方が馴染のようです〜。
デコウォーカ さんへ
2007/11/13 19:35
ノバちゃん、こんばんは〜。あら^またおじゃったもんせ〜。またまたコメント有難うさんです〜。昨日、今日は穏やかな一日で、今日はお休みごわしたか?うちのハズさんが居なかったので、昨日はゆっくい出かけてきましたがよ〜。以前、こもれびの里オープンとかノバちゃんの記事で知ったので、どげなとこごわんそかい〜と見てきもした。
そいが、朝寝してゆっくい午後から出かけけ、閉門が4時半でした。ハーブ園でハーブティーを飲んで、また日本庭園でゆっくいしていたら、たっき日が暮れもした〜。こもれびの丘はよかとこだよね。リンドウとこのアワコガネギクだけが元気ごわしたよ〜〜。もうホトトギスはとではってて〜葉だけごわした〜〜。あのコスモスの丘も更地。木漏れ日の里はもう時間がなくて、遠くから門を見ただけ。
そっちの公園は小菊が安かね〜。また御隣さんに届けやっせ〜^優しかね〜〜。
そんうち、そっちの公園にも足を伸ばしんでな〜。桜の頃ネ。行く行くち言いながらあいからもう2年以上もすぎもした〜〜。ゆ(湯)ばっいでテワン(@_@;)
nobaraさんへ
2007/11/13 19:40
一花さん、野菊の一種ですか?キクタニギク(菊渓菊)。ちょっと見るとツワブキの咲き方に似てますね。ひょろっと背が伸びてつぼみを沢山付けて咲き出すのですね。花の咲き誇った姿も似てるようです。
彦左
2007/11/14 16:14
彦左 さん、こんばんは。こちらにもコメント有難うございます。
これはノコンギクなどの野菊の一種だそうですが、余り見かけませんよね。
黄色い花ですが、ツワブキも今盛りで花色は似ますが、大きさがこちらは1、5センチと小さいのですよ。葉もツワブキとは違って菊の葉そっくりです〜。公園のものは大きな株で元気がいいでした。
彦左 さんへ
2007/11/14 19:08
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