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zoom RSS 赤花サツマノギク(薩摩野菊)&リュウノウギク(竜脳菊)

<<   作成日時 : 2007/11/22 19:38   >>

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今年、小さな挿し木用の苗で求めた赤花サツマノギクに花が咲いてきた。

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白花が欲しかったのだが、生憎赤花しかなくて求めたものだ。
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鉢管理してあり、小さな花芽が出て咲いてきた花は普通の小菊のような鮮やかな赤紫っぽい感じで、花は直径4センチくらいだった。
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これはサツマノギクだと知らなければ、普通の栽培菊と思ってしまい、葉も普通の菊のようで葉の縁が白く表面に銀白色の毛が生えている。
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鹿児島県、熊本県の海岸に自生するもので、普通白花が知られている。
ネットで調べると「鹿児島県笠沙町の野間半島では、白や薄いピンク色を中心とした素朴なサツマノギクが潮風を受けて咲き乱れている」との記述があったが、自生の様子の画像は白い花だけを見た。この赤花は交雑種かと思ったが、本にも赤花種が紹介されていた。
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サツマノギクも野菊のひとつで、こちらはキク科キク属の多年草だ。野菊にはキク属とシオン属があるが、キクの葉のような切れ込みと海岸端に自生する野菊はキク属が多いようだ。
この花びらは、ノギクの中で最も大きめな頭花を咲かせるもののひとつだそうだ。
匂いを嗅ぐと菊独特の香りがある。全部の花が開いてくると、蕾の時より薄くなって見える。
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先日出かけた先で、丁度サツマノギクの白花のポット苗を見かけて求めてきたが、株がひょろひょろで、今年花芽を持ちそうもない。
葉の色は赤花のものに比べて薄い。
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<サツマノギク(薩摩野菊)>
キク科キク属
学名:Chrysanthemum ornatum
自生地:鹿児島県、屋久島、熊本県の海岸
草丈:25〜50センチ
花期:11〜12月
特徴;葉の縁が白く、茎や葉に銀白色の毛が密生。
花径4〜5センチ

「待ちに待つ薩摩野菊の花の咲くさつまおごじょの明るさを見せ」

「赤き花薩摩野菊の鮮やかに古里遠くわが庭に咲き」

「薩摩路の海岸知らずに花屋の棚誰をか待つや薩摩野菊は」

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          <2007/11/12撮影>

赤花サツマノギクと一緒にリュウノウギクの苗も求めたが、これにも花が咲いている。
漢字で「竜脳菊」と書き、葉と茎に香料の竜脳に似た香りの精油が含まれるのでこの名前が付いたそうだ。嗅いで見ると確かに菊の匂い以外の良い香がある。
なお、竜脳香は樟脳に似た香料で、スマトラ、ボルネオに50m以上にもなる大木の竜脳樹が自生しており、日本ではこれを輸入していて、このキクの香りがこれに似たのでリュウノウギクとなったそうだ。
これも野菊の仲間で、本州の新潟と福島を結ぶライン以南、四国、九州に分布しており、キク科キク属の日本固有種だそうだ。(山渓社・「野草の名前」より)

咲いた白い花びらの舌状花と呼ばれるものは20枚くらいと多く密集している。
まだこれは1輪だけしか咲かず草丈も低いが、自生地では40〜70センチになるようだ。
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葉の基部がくさび形なのが特徴だそうだが、まだ葉が小さくてそんな特徴は出ていないようだ。

「菊の花冴えつつ曇の下に咲き何にいらだちくるおもひぞも」(宮 柊二)

「山道をにぎやかに行く少女らはリュウノウギクを帽子に挿せり」(鳥海昭子)

<リュウノウギク(竜脳菊)>
キク科キク属
学名:Dendranthema japonicum
花期:10〜11月
自生地:本州(福島以西) 四国 九州:日本固有種


「咲き終わる達磨菊それぞれ花びらのくるりと反りて冬日の庭に」

「吹き溜まる道路の落葉からからと音立て舞いあげ車行き来す」

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コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
「赤き花薩摩野菊の鮮やかに古里遠くわが庭に咲き」花のふるさとは本当に遠いですね。動物のように、自分では動けないのに、遠くまで来ている不思議さよ。「咲き終わる達磨菊それぞれ花びらのくるりと反りて冬日の庭に」冬にはいったんですね。あの暑い夏どこへ
はなはな
2007/11/22 22:18
赤花サツマノギクは初めて見ました。今まで見た事がない色で綺麗ですね。リュウノウギクも皆さんのブログでしか見ていません。どちらも日本の自生菊で野菊の種類の多さにもビックリしています。
デコウォーカ
2007/11/22 22:55
はなはなさん、こんばんは。コメント有難うございます。
この花の古里は遠い薩摩の国ですが、わが庭に咲いてくれています。野菊にはその自生地の名前をもった菊がたくさんありますが、意外とどこでも育つものなんですね。
ダルマギクも野菊の仲間で、こちらは葉の様子からシオン属になっています。もう花びらがくるりと反っていますヨ。本格的冬到来のようで、東北は雪景色ですね。暑かったと思っていましたが、急に寒くなって、お天気さんどうしたのでしょうね〜。
はなはなさんへ
2007/11/22 23:41
デコウォーカーさん、こんばんは。コメント有難うございます。
白花のサツマノギクが普通だそうですが、赤花は私も初めて知り今回育てました。ネットで探して赤花の記事を何件か見つけました。これは栽培菊のようで色鮮やかな蕾でしたが、開花してみると薄い花色でした。
リュウノウギクは名前をよく聞いていましたが、育ててみたらたった1輪だけ開花で残念でした。でも葉の匂いがとてもいいです〜。
日本の野菊には、ナカガワノギク、アシズりノジギク、ワカサハマギクなどまだまだ地方名が付いたものが多いのですよ。そして各地の自生地の境目や分布が重なる地域では自然交雑種もあります。
デコウォーカ さんへ
2007/11/22 23:45
 一花さんちでは、紅花のサツマノギクが咲いていますか。サツマの名を冠していると、なんちゅあならんむぞかぁ〜!という雰囲気になるでしょうか。いいですね。うちでもナカガワノギク、アシズリノジギクなどまだ咲いています。野菊もいろいろ個性的で良いですね。
 リュウノウギクは、奥武蔵や秩父の山で秋によく見ました。白い可憐で清楚なキクですが、ほんのり紅を差して、より美しく見えますね。
 うちでも育てたことがありますが、何年かはよくさきましたが、株が老化すると良くないようで、絶えてしまいました。
なおさん
2007/11/22 23:46
なおさん、こんばんは。コメント有難うございます。
サツマノギクは白花が欲しかったのですが、本で見たら赤花しかなくて、小さな挿し木苗から育てました。ほんに、なんちゅあならんむぞか〜花で愛おしいですよ〜〜。(*^_^*)ナカガワノギクは、先日掘り出し物?で見つけて求めて地植えしました。マーガレットのような趣で可愛いですね。アシズリノジギクは神代で見てきましたよ。
野菊は育ててみると、普通の菊より優しい感じですね。でも株が老化するとやはり消えてしまうのですね。挿し芽で株更新しないとキクの仲間は絶えますが、野生のものは絶えないのでしょうか〜。ダルマキクとイソギクは横広がりで蔓延って元気です。
なおさんへ
2007/11/22 23:56
日々の仕事に追われ、花を飾るなど、考えも及ばない両親。そんな暮らしの中、学校帰りの道端で野菊を摘んで帰ったのを思い出します。前庭に花が咲き乱れているお宅を見るたび、大きくなったら、あんな暮らしがしたい。そう夢見ていました。今は、庭は無いけど、花はあります。アフターガーデニングも時々できます。                    ところで、10月の記事でジュズサンゴを耐寒性ありとお伝えしましたが、調べたところ、非耐寒性ということで、鉢植えは、冬、室内管理の方が良いかと思います。私は、大鉢に寄せ植えしていたのと、前年の暖冬のお陰で、だめにせずに済みました。ただ、近くにある公営施設で日陰に地植えされて、何年か経っているということなので、順応性が多少あるのかな?なんて思ったりもしています。
ラフレシア
2007/11/23 09:28
菊には様々な種類があるようですね。とても驚いています。
特に一番最初の写真が素敵ですね。光と影が巧く調和されて、趣のある菊の写真に仕上がっています。
空を背景に下から写した写真もいいですね。花は後姿を撮られて少し恥ずかしそうにしています。
庭花
2007/11/23 15:05
赤花のサツマギク艶やかで綺麗ですね、私も小石川植物園で写してきたサツマギクをアップしていますが、こちらを見るまでは特にとりえの無いありふれたキクだと思っていました、他にもよく分からないキクを並べていますが何だか同じような感じです。
OSAMI
2007/11/23 17:04
ラフレシアさん、こんばんは。お久しぶりです。コメント有難うございます。昔はあちこちの道端や空き地に花が咲いていて、学校帰りに摘んでいましたよね。懐かしい思い出です〜。「野菊の墓」などもありましたが。。今、毎日お花のある暮らしで、お互い心豊かに癒されながら暮れせて有難い日々ですよね。アフターガーデニングもなさってらっしゃいますか?
ジュズサンゴは先日出かけた植物園内にある山野草の店で、赤い実と桃色っぽい実の鉢があって、こうして売られているのだ〜とビックリしました。うちのものは戴きものでしたので、。大事にしなくてはいけませんね〜。まだ赤い実が次々出来て元気です〜。
ここ急に寒くなったので、軒下移動しています。実が零れていますが、何かの鉢から来年実生苗が出来るかも?しれませんね〜。
わざわざ情報有難うございました。
ラフレシアさんへ
2007/11/23 19:19
庭花さん、こんばんは。コメント有難うございます〜。野に自生する野生菊(野菊)も種類が多く、花姿が好まれて栽培されていて、自生する場所に因んで名前が付けられているようです。
小さい頃、薩摩野菊なんて見たことがなかったでした〜。
何時も写真上手な庭花さんのものは絵になり表情がありますよね。
1枚目は夕方の光を浴びてちょっと赤っぽく陰影が出て、下のものも青空背景にうまくいきました。写真には光が大事ですよね。
先日出かけた植物園では、植物の写真展があり、1枚の絵を撮られるのに2時間じっと風と光を待ちながら写してらっしゃると話してらしゃいました。素敵な写真を求めてきましたヨ。
庭花 さんへ
2007/11/23 19:21
OSAMIさん、こんばんは。コメント有難うございます。
白花のサツマノギクは標準だと思っていましたが、赤花もありました。
小石川植物園にもありましたか〜。神代植物園でもラベルだけが残っていて、何故か姿が消えて?いました。とりえのない花のようですが、花弁が大きくちょっと匂いがいいですよ〜。この時期、似たような白い菊が多いですね。そうそう、リュウノウギク、以前アップされてましたが、葉の匂いが良かったです〜。開花が進むと桃色に変ってきました。
OSAMI さんへ
2007/11/23 19:22
上から見下ろす花も、しべがよく見えて、可愛いですが、
下から見上げる花は、命の勢い、希望の展望が見えてきて、
眺めているだけで、元気や勇気が出てきそうです。
chiemi
2007/11/23 20:51
chiemiさん、こんばんは。コメント有難うございます。
何時も花を撮る時、上や横からばかりですが、下からの画像、珍しくうまくいったようです。何だか空に向かって飛翔したがっているようで、希望、勢い、伸びが感じられるものですね。
勇気を感じられました?これはたった1輪だけの開花でした。
chiemiさんへ
2007/11/23 22:59
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