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今年、小さな挿し木用の苗で求めた赤花サツマノギクに花が咲いてきた。 白花が欲しかったのだが、生憎赤花しかなくて求めたものだ。 鉢管理してあり、小さな花芽が出て咲いてきた花は普通の小菊のような鮮やかな赤紫っぽい感じで、花は直径4センチくらいだった。 これはサツマノギクだと知らなければ、普通の栽培菊と思ってしまい、葉も普通の菊のようで葉の縁が白く表面に銀白色の毛が生えている。 鹿児島県、熊本県の海岸に自生するもので、普通白花が知られている。 ネットで調べると「鹿児島県笠沙町の野間半島では、白や薄いピンク色を中心とした素朴なサツマノギクが潮風を受けて咲き乱れている」との記述があったが、自生の様子の画像は白い花だけを見た。この赤花は交雑種かと思ったが、本にも赤花種が紹介されていた。 サツマノギクも野菊のひとつで、こちらはキク科キク属の多年草だ。野菊にはキク属とシオン属があるが、キクの葉のような切れ込みと海岸端に自生する野菊はキク属が多いようだ。 この花びらは、ノギクの中で最も大きめな頭花を咲かせるもののひとつだそうだ。 匂いを嗅ぐと菊独特の香りがある。全部の花が開いてくると、蕾の時より薄くなって見える。 先日出かけた先で、丁度サツマノギクの白花のポット苗を見かけて求めてきたが、株がひょろひょろで、今年花芽を持ちそうもない。 葉の色は赤花のものに比べて薄い。 <サツマノギク(薩摩野菊)> キク科キク属 学名:Chrysanthemum ornatum 自生地:鹿児島県、屋久島、熊本県の海岸 草丈:25〜50センチ 花期:11〜12月 特徴;葉の縁が白く、茎や葉に銀白色の毛が密生。 花径4〜5センチ 「待ちに待つ薩摩野菊の花の咲くさつまおごじょの明るさを見せ」 「赤き花薩摩野菊の鮮やかに古里遠くわが庭に咲き」 「薩摩路の海岸知らずに花屋の棚誰をか待つや薩摩野菊は」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ <2007/11/12撮影> 赤花サツマノギクと一緒にリュウノウギクの苗も求めたが、これにも花が咲いている。 漢字で「竜脳菊」と書き、葉と茎に香料の竜脳に似た香りの精油が含まれるのでこの名前が付いたそうだ。嗅いで見ると確かに菊の匂い以外の良い香がある。 なお、竜脳香は樟脳に似た香料で、スマトラ、ボルネオに50m以上にもなる大木の竜脳樹が自生しており、日本ではこれを輸入していて、このキクの香りがこれに似たのでリュウノウギクとなったそうだ。 これも野菊の仲間で、本州の新潟と福島を結ぶライン以南、四国、九州に分布しており、キク科キク属の日本固有種だそうだ。(山渓社・「野草の名前」より) 咲いた白い花びらの舌状花と呼ばれるものは20枚くらいと多く密集している。 まだこれは1輪だけしか咲かず草丈も低いが、自生地では40〜70センチになるようだ。 葉の基部がくさび形なのが特徴だそうだが、まだ葉が小さくてそんな特徴は出ていないようだ。 「菊の花冴えつつ曇の下に咲き何にいらだちくるおもひぞも」(宮 柊二) 「山道をにぎやかに行く少女らはリュウノウギクを帽子に挿せり」(鳥海昭子) <リュウノウギク(竜脳菊)> キク科キク属 学名:Dendranthema japonicum 花期:10〜11月 自生地:本州(福島以西) 四国 九州:日本固有種 「咲き終わる達磨菊それぞれ花びらのくるりと反りて冬日の庭に」 「吹き溜まる道路の落葉からからと音立て舞いあげ車行き来す」 |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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「赤き花薩摩野菊の鮮やかに古里遠くわが庭に咲き」花のふるさとは本当に遠いですね。動物のように、自分では動けないのに、遠くまで来ている不思議さよ。「咲き終わる達磨菊それぞれ花びらのくるりと反りて冬日の庭に」冬にはいったんですね。あの暑い夏どこへ |
はなはな 2007/11/22 22:18 |
赤花サツマノギクは初めて見ました。今まで見た事がない色で綺麗ですね。リュウノウギクも皆さんのブログでしか見ていません。どちらも日本の自生菊で野菊の種類の多さにもビックリしています。 |
デコウォーカ 2007/11/22 22:55 |
はなはなさん、こんばんは。コメント有難うございます。 |
はなはなさんへ 2007/11/22 23:41 |
デコウォーカーさん、こんばんは。コメント有難うございます。 |
デコウォーカ さんへ 2007/11/22 23:45 |
一花さんちでは、紅花のサツマノギクが咲いていますか。サツマの名を冠していると、なんちゅあならんむぞかぁ〜!という雰囲気になるでしょうか。いいですね。うちでもナカガワノギク、アシズリノジギクなどまだ咲いています。野菊もいろいろ個性的で良いですね。 |
なおさん 2007/11/22 23:46 |
なおさん、こんばんは。コメント有難うございます。 |
なおさんへ 2007/11/22 23:56 |
日々の仕事に追われ、花を飾るなど、考えも及ばない両親。そんな暮らしの中、学校帰りの道端で野菊を摘んで帰ったのを思い出します。前庭に花が咲き乱れているお宅を見るたび、大きくなったら、あんな暮らしがしたい。そう夢見ていました。今は、庭は無いけど、花はあります。アフターガーデニングも時々できます。 ところで、10月の記事でジュズサンゴを耐寒性ありとお伝えしましたが、調べたところ、非耐寒性ということで、鉢植えは、冬、室内管理の方が良いかと思います。私は、大鉢に寄せ植えしていたのと、前年の暖冬のお陰で、だめにせずに済みました。ただ、近くにある公営施設で日陰に地植えされて、何年か経っているということなので、順応性が多少あるのかな?なんて思ったりもしています。 |
ラフレシア 2007/11/23 09:28 |
菊には様々な種類があるようですね。とても驚いています。 |
庭花 2007/11/23 15:05 |
赤花のサツマギク艶やかで綺麗ですね、私も小石川植物園で写してきたサツマギクをアップしていますが、こちらを見るまでは特にとりえの無いありふれたキクだと思っていました、他にもよく分からないキクを並べていますが何だか同じような感じです。 |
OSAMI 2007/11/23 17:04 |
ラフレシアさん、こんばんは。お久しぶりです。コメント有難うございます。昔はあちこちの道端や空き地に花が咲いていて、学校帰りに摘んでいましたよね。懐かしい思い出です〜。「野菊の墓」などもありましたが。。今、毎日お花のある暮らしで、お互い心豊かに癒されながら暮れせて有難い日々ですよね。アフターガーデニングもなさってらっしゃいますか? |
ラフレシアさんへ 2007/11/23 19:19 |
庭花さん、こんばんは。コメント有難うございます〜。野に自生する野生菊(野菊)も種類が多く、花姿が好まれて栽培されていて、自生する場所に因んで名前が付けられているようです。 |
庭花 さんへ 2007/11/23 19:21 |
OSAMIさん、こんばんは。コメント有難うございます。 |
OSAMI さんへ 2007/11/23 19:22 |
上から見下ろす花も、しべがよく見えて、可愛いですが、 |
chiemi 2007/11/23 20:51 |
chiemiさん、こんばんは。コメント有難うございます。 |
chiemiさんへ 2007/11/23 22:59 |
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