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zoom RSS イソギク(磯菊)

<<   作成日時 : 2007/11/23 19:29   >>

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昔、花屋で出回っていたイソギク3株を花壇に植えてもう何年も経つが、毎年これは植え替えもせず元気に咲いてくる。
イソギク(2005/11/19
イソギク(磯菊)2006/11/20
今年も今また盛りとなり黄色い小花が目立っているが、我が家では北花壇に植えてあるものの地下茎で増えて結構丈夫で枯れずに咲いている。
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              <2007/11/6撮影>

イソギクは漢字で「磯菊」と書き、千葉県の犬吠埼から太平洋岸に沿って、静岡県の御前崎までと日当たりの良い暖かい岩場に自生するそうで、これも野菊の仲間のキク科キク属のものだ。
自生地は一年中激しい潮風を受け、海水が付着する過酷な岩場で群生して健気に咲いているとあるが、まだ自生のものを見たことがない。
古くから栽培されており、花びらがなく密集して咲くので菊人形の着物に使われる事で知られるそうだ。
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この花の特徴は花びらの舌状花と呼ばれるものがなく、真ん中の筒状花と呼ばれるものだけだが、黄色い小花が一つの茎にいくつも群れ咲き、遠くからでもはっきりと目立っている。
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葉の縁は白く幾重にも重なって、花がない時期でもカラーリーフとして楽しめている。海岸端に生えるので海風に耐えられるように、葉の裏には銀白色の毛が密生しており厚ぼったい。
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            <葉の様子> 

ほったらかしでも毎年咲くが、株が長く伸びてしまって見苦しいことがある。春咲きに短く切ると、枝も増えてまた違った感じに咲くようだ。
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このイソギクに似て白い花びら(舌状花)のあるハナイソギク(花磯菊)というものや、黄色い花びら(舌状花)のあるサトイソギク(里磯菊)と呼ばれるものもある。
キクの仲間は自然交雑しやすいので、これらは普通の栽培菊(または家菊)との自然交雑種と考えられているそうだ。
近年ではイソギクと人工交雑種が生まれて色々販売されているようだ。
また、イソギクの花に似て花が一回り大きく花数が少なく、徳島と高知県に分布するシオギク(潮菊)というのもある。
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     <花壇のイソギク:2007/11/23撮影>

イソギクはダルマギク同様、花屋でもポット苗として出回っており、家々の花壇でも植えられていて栽培菊のように良く見かける。
昭和記念公園のあけぼの口にある記念館の屋上の浮遊の庭にも、また神代植物園の萩園前にもイソギクの小さな草丈の苗がたくさん植えられていた。
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         <昭和記念公園にて:2007/11/12撮影>
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「磯菊は見つめていたり砂山の流れる一部始終を」(鳥海昭子)

「愛執もこの世のことにて侍ればと義経主従が菊を着ている」(久々湊盈子)

<イソギク(磯菊)>
キク科キク属
学名:Dendranthema pacificum
原産地:千葉〜静岡にかけての海岸と、伊豆諸島に自生
花期:10〜12月
性状:草丈20〜40cmの多年草。頭花は筒状花だけで5〜6mm位 舌状花がない


「北風と炎暑を耐えて幾星霜磯菊の花黄金の輝き」

「亡き雄の姿探すか檻外に雌のペットの発情となる」

「木枯らしに小花身を寄せ群れ咲ける花壇の磯菊縁に垂れつつ」

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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。今日はお休みで、ゆっくりしました。お昼ごはんは、老人会の皆様の食事会にご一緒させていただいたあとに、老人会の合唱の発表会をきかせていただきました。平均年齢おいくつでしょう?最高齢97歳、最低年齢75歳の男女27名の合唱団でした。その歌声もハーモニーもすばらしく、目を閉じると、老人会のというよりも若い人の合唱団のようでした。歌は、年齢によらないのかもしれませんね。そして、短歌は、もっと年齢によらないものでしょう。「磯菊は見つめていたり砂山の流れる一部始終を」(鳥海昭子)「木枯らしに小花身を寄せ群れ咲ける花壇の磯菊縁に垂れつつ」磯菊、我が家でも今真っ盛りです。葉の縁取りがとっても可愛らしい。花も面白いですね。鳥海さんお砂山が、一花さんの解説でそうなんだねとうなづいたり、一花さんところは、地植えで一杯にひろがっているんだなあなんて想像しています。ちなみにうちは、鉢植え。明日にでも、地植えにしようかな?
はなはな
2007/11/23 20:02
 一花さんちは、今日はイソギクですか。これは海辺のものですが、花はなかなか渋いものですね。ずいぶん前のことですが、鎌倉の稲村ガ崎で見たのが初めで、その後、三浦半島や伊豆、南房総などの海辺で何度も見てきました。岩場にも砂浜にも生えるものですが、過酷な環境でも耐えて育つ、丈夫なものですね。

 うちでも鉢で育てていますが、間延びしてしまい、挿し木でもしないと海辺で見るようながっしりした姿にはなりません。
 葉の白い縁取りはなかなか良いものですね。
なおさん
2007/11/23 21:48
イソギクは、自分が毎年行く勝浦の海辺(浜辺)に沢山あります。かわいい小さな花が沢山付きますね。葉を上から見るとなんだか面白い模様に見えて楽しいんですよね。 菊、昔はなんか好きじゃなかったのですが、最近は沢山の種類が出てきていて面白いな〜と思えるようになりました。年取った証拠? 仏壇に供える花も変わり咲きの菊とかじっくり選ぶようになりました。普通の仏花じゃつまらないから、彩りとかも考えていますが、菊でも大分楽しんでいる自分です。
mint
2007/11/23 21:58
はなはなさん、こんばんは。コメント有難うございます。
今日は勤労感謝の日でゆっくりされて良かったですね〜。
はなはなさんはご老人の方の車椅子ボランティアなさってらっしゃるのでしたね。ご老人の方々、最高年齢97歳で合唱なさってらっしゃっるのですね〜。やはり歌は年齢がないのでしょうネ。藤山一郎さんが昔歌われてらっしゃった「みかんの花咲く丘」などのお声も若いでしたよね。
昔の愛唱歌の歌詞は7・5調か5・7調にきちんとなっていますよね。そう意味で短歌も音楽、リズムに乗っていた方がいいのですよね〜。
鳥海さんのお歌、「砂山の流れる一部始終を」ここに自然の景の動きを感じますよね。私の即詠、相変わらずいいかげんです〜。
磯菊は我が家で他の菊が絶える中、これだけは丈夫でほったらかしでも増えています。鉢植えだと窮屈がるかも?地植えで、のびのび〜育ててあげてください〜。
はなはなさんへ
2007/11/23 23:03
なおさん、こんばんは。コメント有難うございます。
このイソギクだけはうちの花壇にほったらかしでも増えて毎年咲いてくれます。まだ自生のものを見たことがないです。伊豆では黄色い絨毯のようで、イソギク祭りをするとか?ネットにありましたが。伊豆や三浦半島は夏場でしたので、覚えがないです。
なおさんちまだ鉢植えでしたか?色々育ててらっしゃって鉢数が多くて大変でしょう〜。
葉に白い縁どりがあって、これは自然が作りだした素晴らしい意匠ですよね。(コメント送信エラーで何度も手間取ってしまいました。)
なおさんへ
2007/11/23 23:26
ミントさん、こんばんは。コメント有難うございます。
そちら千葉の勝浦の浜辺ではたくさん見られるのですね。小花の黄色が目立って見事でしょうね。葉は花がなくても奇麗ですよね。
うちも姑用の小さな仏壇がありますが、供花として菊を重宝しています。毎年切り花で買うより、鉢で求めて翌年も咲かせて〜としていますが、菊は挿し木で毎年更新しないと翌年の花が小さく貧弱です。
去年までは私も変わり咲きを求めてきましたが、それがうまく育たないのです。でもこの磯菊は手間なしです。ちょっと独特の臭みがありました〜。
mint さんへ
2007/11/23 23:34
 こんにちは、久し振りにおじゃまします
”磯菊”葉っぱもふちどりがあり可愛く、お花も寄せ合って咲いて可愛いですね、菊ってほんとに色々な種類がありますが、一花さんのお庭の花は、みんなちゃんと名前があって・・・、我が家のは、ごくごく平凡な菊で名前も分からず「菊」です、でもこの時期、仏さんには我が家の「菊」を供えることが出来ていいですよね、私は新芽のうちに3回ほど芽を摘みます、”大丈夫かな?”と思いながら・・でも、枝も増えておりこうさんにちゃんと咲いてくれますよね、これからは「菊」もちゃんと名前を・・と一花さんのブログを拝見して思いました。
いけちゃん
2007/11/24 08:59
イソギクが綺麗に咲いていて良いですね、葉の縁取りもいい感じですし丈夫なこの花は園芸愛好家のいい仲間ですよね。
OSAMI
2007/11/24 14:00
いけちゃん、こんばんは。コメント有難うございます。お久〜です。
イソギクの葉、花がない時も綺麗ですよ^。この寒い時期も頑張って咲いて、これとダルマギク(達磨菊)は横広がりに増えて私みたいなズボラタイプの方にはお勧めです〜。(いけちゃんは絶対違いますヨ〜(*^_^*))他の普通の菊は株更新しないとそのうちいい花が咲かないようです。うちも今普通の「菊」が色々咲いていますが、ズボラでほったらかしなので貧弱です〜。でも仏様用に重宝しています〜。
いけちゃんち、新芽のうち3回摘芯されますか?やはり手間掛けてらっしゃいますネ。「枝も増えておりこうさんにちゃんと咲いてくれます」って、いけちゃん、植物も何でもコマメさんタイプですね〜。見習わなくっちゃ〜。何時も私1回だけでした〜。それで株がだらり〜と長く、そして株が少ないので貧弱な花でした。来年は思い切り〜しっかり3回ですネ。有難うございました〜。
いけちゃんへ
2007/11/24 18:58
OSAMI さん、こんばんは。コメント有難うございます。
このイソギクはダルマキク同様、我が家では植えっぱなしで丈夫です。
花のない時、葉もグランドカバーになって重宝しています。
神代植物園、昭和記念公園でも植えられていました。花持ちもよく丈夫で来年も咲きますし、葉も奇麗なので好まれるのでしょうね。
OSAMI さんへ
2007/11/24 19:02
イソギク(磯菊) 一花一葉/BIGLOBEウェブリブログ
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