一花一葉

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zoom RSS 北海道旅行P-3(北大植物園)

<<   作成日時 : 2007/11/04 21:34   >>

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            <温室前鉢の菊>

「白菊のかわらぬ色もたのまれずうつろはでやむ秋しなければ」(藤原公実)

「けさみればさながら霜をいただきておきなさびゆく白菊の花」(藤原基峻)

10月25日、北大植物園のバラ園から自然林、そして南ローンを通って、カナディアンロックガーデン、高山植物園へと回っていったが、去年より訪れた時期が遅かったので、花も残り少なかった。多肉植物のヒダカミセバヤはもう葉が紅葉して花のようで誰に見せばやと言わんばかりだった。
これはベンケイソウ科キリンソウ属だが、北海道の日高、十勝の岩場に分布する。
去年も同じロックガーデンで見たが、冬場雪の下で眠っても枯れずに丈夫でまた翌年出てきている。
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カナディアンロックガーデンで、最後まで頑張って咲いていたのが、コマクサの仲間の「フリンジド・ブリーディングハート」と言うものだった。去年もまだ咲いていたが、北海道の気候に適合しているようで、去年滝野すずらん丘陵植物公園でも見かけた。
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チシマラッキョウは去年もこの時期満開のものを見たが、鉢でも地植えでもまだその小さな濃い紫の花が何株も盛りで人目を引いた。ユリ科ネギ属で千島列島からシベリアに分布し、ミヤマラッキョウの変種だそうだ。ラッキョウの球根に似ているそうで、花はニラに似ている。
イトラッキョウ、キイイトラッキョウ、ヤマラッキョウ、サツマラッキョウ、など山野草としても人気で、鱗茎は大きくならず食用に向かず、花を愛でるためのもののようだ。
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        <チシマラッキョウ:ユリ科ネギ属>
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灌木としてこの時期花と白い実が一緒に見れて去年その名前を調べてこなかったが、アメリカ原産スイカズラ科のセッコウボク(雪晃木・別名:スノーベリー)だった。1センチ位の白い実が出来ていた。今日出かけた先の花屋さんの切り花に似た白い実があり、シンフォリカルポスとか書いてあったが、これのようだ。
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高山植物園を出て園内のこじんまりした温室入り口には菊鉢が置かれていて、中へ入ると熱帯の花や、こちらで見かける花や蘭などが丹精込められて育てられて開花していた。
今日11月4日から翌年4月28日までは冬場雪に埋もれてしまうので、ここ温室のみの開園となる。
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先ず入り口には鉢植えで去年も開花していたフランクリンノキ(フランクリンツバキ)。正式名はフランクリニア アラタマハで、ツバキ科フランクリニア属の1属1種だそうだ。
アメリカ原産の野生椿で18世紀に絶滅しているようで、アメリカシャラとも呼ばれていて夏椿に花が似ている。落葉性で葉が紅葉していたが、花殻が落ちていなかったので、これは一日花ではなさそうだ。
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下は去年10月17日撮影した全体の株の様子。
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ブラジル原産のツユクサ科で別名ブルー・ジンジャーと呼ばれるディコリサンドラ・ティルシフロラ。まるで蘭の花のようだが、葉が生姜に似ている。赤い花色もあるそうだ。花は似ていないがヤブミョウガのようだ。
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    <ディコリサンドラ ・ティルシフロラ(別名:ブルージンジャー)>
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その極寒の間にも、ここの温室はボイラーで昼夜暖が送られて温度管理されるので、燃料代も大変なことのようだ。
去年も咲いていたものが、またしっかり今年も開花していた。
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       <アリストロキア・ギガンテア(別名パイプ葛):ブラジル原産ウマノスズクサ科>

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       <マンソア・アリアケア:ニンニクカズラ:ノウゼンカズラ科>

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    <アナナス・チランドシア>

去年見た時は開花中だったが、今年は花が遅いようだった。
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     <ヒメノウゼンカズラ>

花か実のようでもあり、何か良くわからなかった。
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ハイビスカスも赤、白、桃色など何種も開花していた。
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その他小さい部屋に多種取りそろえられて、池にはオオオニバスやスイレンが見られ、別の部屋ではリュウゼツラン科・サボテン科・トウダイグサ科・アロエ属などの多肉植物、蘭なども開花してこれからの冬のお客を待っているようだった。

「北国の温室に咲くハイビスカス桃色我が家のベランダに見て」

「紅葉する木々の園内今日より閉園となる北の大地に」

「北国の極寒時を誰待つと知らずして咲く温室の花」


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コメント(16件)

内 容 ニックネーム/日時
「北国の極寒時を誰待つと知らずして咲く温室の花」花がもし感情があるならきっと私を見てくれる貴女がすきと一花さんに語るでしょうね。何度も私に逢いに来てくれてありがとう〜と
はなはな
2007/11/04 21:57
ヒダカミセバヤの紅葉は綺麗ですね。多肉植物も紅葉すると知りました。セッコウボク(雪晃木)とは名前も実も面白く、特に実は小さい時は浮きみたいなものが大きくなると丸々としたボール状になるんですね。
デコウォーカ
2007/11/04 22:43
 一花さん、ひとり遅れて咲きにけり、という風情の白菊ですよねえ。清楚な色が良いものです。
 
 ヒダカミセバヤ、うちのはかろうじて咲いていますが、紅葉もなかなか見事ですよね。

 温室のなかにもいろいろあるのですね。原油の値上げなどで燃料代も馬鹿にならないでしょうねえ。
なおさん
2007/11/04 22:48
こちらのブルージンジャーは白いところが無いようで私がアップしたものとは少し違う種類なのでしょうかね?、花色は同じですから咲き始めだけの特徴なのかとも思うのですが、赤い色もあるということですから何処かで出合いたいものですね。
他にも美しい花を楽しませて頂きました。
OSAMI
2007/11/04 23:22
はなはなさん、こんばんは。コメント有難うございます。
これからここは雪に埋もれてしまい。温室のみの開園ですが、極寒の時は維持管理も大変でしょうね。それに開花する花も大変そう〜。
3度も同じ温室や園を見ましたが、時々によってそれぞれに見る目が違っていました。花はただ美しく咲いて子孫を残すのみなんですが・・。
はなはなさんへ
2007/11/04 23:34
デコウォーカ さん、こんばんは。コメント有難うございます。
多肉植物は紅葉しますが、このヒダカミセバヤなどは雪に埋もれて枯れないでいるのですね。うちでは多肉ものは室内ですが、これは強いのですね〜。弁慶草科でしたから・・
セッコウボク(雪晃木)は石膏木かと思ったのですが、雪のような輝く白玉なんでしょうね。実の形が面白いですよね。花も同時にここでは見られましたが、よそでは花と実時が別のようです。
デコウォーカ さんへ
2007/11/04 23:40
なおさんこんばんは。コメント有難うございます。
白菊はひとり遅れて咲きにけりという風情で気になりますか? 花は人より先んじて急いで咲く必要もないですしね。
菊は今、色々うちでも咲いてきましたよ。
ヒダカミセバヤは以前見せ場やとして見せて下さってましたが、今年はかろうじてと不調でしょうか?
狭い温室ですが、職員の方が懸命に世話してらしゃるようでした。これからガソリン値上げでボイラー代が大変でしょうね。
なおさんへ
2007/11/04 23:48
OSAMI さん、こんばんは。コメント有難うございます。
そちらの青い花ははよく見ると、白い模様がありますね。
そちらの学名はdichorisandra thyrsfloraだそうですが、こちらも調べたら「Dichorisandra thyrsiflora」(ディコリサンドラ・ティルシフロラ)と学名が同じでしたよ。そしてうちのものを他の画像でよく見たら、中に白いものが見えていました。ネットで調べたら赤い花もあるそうですよ。国営ですから、これから管理維持が大変のようですよね。
OSAMI さんへ
2007/11/04 23:58
 おはようございます、北海道の秋を、居ながらにして楽しませていただいてます、植物園の植物たち”一花さんが今年も来てくれた”と喜んでいますよね。
 チシマラッキョウは関東でも育てられるのでしょうか?やはり涼しいところで育てるのが良いのですか?花壇にいいなと思いますが・・、ブルージンジャーも素敵、こちらは育てるのはどうなのでしょうか?関東もそろそろ木々が色付き楽しくなってきましたね。
 
 
いけちゃん
2007/11/05 07:39
チシマラッキョウの花、ラッキョウにもいろいろの種類があるのですね。食用の花はしろ色でしたのでしょうか。
またフランクリンの木、シャラの花に似て、楚々とした美しさですね。
この季節にこんなにたくさんの美しい花々が見られて、北海道まで行った甲斐がありましたね。植物たちも毎年いらっしゃる一花さんのことを待っているのでしょうか・・・。
にりんそう
2007/11/05 09:10
ガソリンも、150円代、こんな時勢に、燃料費も大変ですよね。
此方でも、そろそろ終わりのお花は、段々色褪せてきました。
いよいよ初冬ですね。秋が余り無かったなぁ〜〜〜
chiemi
2007/11/05 10:48
いけちゃん、こんばんは。コメント有難うございます。
千島ラッキョウは出回っているかどうか?ちょっと分らないです。こちらではヤマラッキョウ、イトラッキョウなどが出回っているようで、育ててらっしゃる方もいらっしゃいますよ。鉢でほったらかしで出てきそうで、その紫の小花には惹かれますよネ。ここではロックガーデンの岩場に植えてありましたが、山野草の本で見ると、鉢やロックガーデン向きで、日当たりのよい岩場向きのようです。。
学名はアリウムですので、アリウム・ギガンテウムは有名でアリウム・シクラムとして洋種のものを育てましたが花姿が違いますよね。やはり日本産の小さいこの姿に惹かれますよね。
ブルージンジャーはハワイなどでは地植えのようですが、非耐寒性常緑多年草で最低12度とか本にありますので冬場は室内ですよね。ムラサキツユクサの仲間だそうです^。大きな花屋さんで出回っているそうですよ。
紫の花に惹かれますよね〜。置き去りのオキザリスに葉が出てきましたヨ(*^_^*)
いけちゃんへ
2007/11/05 18:11
にりんそうさん、こんばんは。コメント有難うございます。
このチシマラッキョウは普通のラッキョウと違って山野草用の草丈15〜20センチの小型のものです。
食用のものは白だった?ようですよね。?ニラの花も白で同じユリ科ネギ属ですよね。
白花種もあるようですが、この紫の小花は奇麗ですよね。
フランクリンの木って、花が夏椿によく似ていますが、落葉性で紅葉もし、花も今頃咲いて珍しいですよね。温室はこじんまりしていますが、この冬中開園ですので、熱帯の蘭や他の花が開花していました。
北海道は広く、今度は別の場所の自然の花を見てみたいものです。
にりんそうさんへ
2007/11/05 18:14
chiemiさん、こんばんは。コメント有難うございます。
ガソリン代は急激に値上がりしましたね。便乗値上げで他のものも高くなっていますね。ここは冬場温室のみ開園ですので、維持管理が大変でしょうか。マイナス何度もなり、国営の研究機関ですから、補助もでるのでしょうが大変なようです〜。
お花もそろそろ終わりでしょうか?うちは3年ぶりにシコンノボタンに花芽が出てきてラッキーです〜。サザンカが咲いていて昼間はまだ温かいですが、朝夕は初冬で寒いですよね。熱帯の植物も剪定して植えかえ、あと少しです。

chiemiさんへ
2007/11/05 18:16
一花さん、沢山の知らない花々右往左往いたしました。チシマラッキョウの花が可愛いですね非常に細いススキのようなハッパにこれだけ沢山の花をつけるのですね。フリンジド・ブリーディングハートというすごく長い名前の花もあるんですね。どうしてこんなに長い名前になるのでしょうね。
彦左
2007/11/05 18:26
彦左 さん、こんばんは。コメント有難うございます。
植物園や温室の花は、一般名や流通名でなく、カタカナの学名で書いてあって馴染みがないようで、なかなか覚えられないですよね。
チシマラッキョウは可愛い紫の花で、皆さんお好みのようです〜。
ススキのような細い葉に花つきがよく、皆さん育ててみたいと思われたようです〜。私も見かけたら、挑戦してみます〜。
フリンジド・ブリーディングハートは学名で書いてあり、長いですよね。ケシ科コマクサの仲間のようです。流通名がありそうですけど・・。
彦左 さんへ
2007/11/05 18:36
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