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zoom RSS 北海道旅行P−3(アイヌ民族博物館その1)

<<   作成日時 : 2007/11/05 18:30   >>

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北海道白老町にあるポロトコタンと呼ばれるアイヌ村。
アイヌ民族博物館
そもそも「アイヌ」という言葉は「人間」の意味だそうで、「かつては北海道・樺太・千島列島に居住していた先住民族だが、現在は主として北海道を中心として数万人が居住する。」とパンフレットにある。
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ここ白老町は登別市と苫小牧市に挟まれていて、もともとこの地には日本人が入植するはるか以前から、アイヌコタン(アイヌの大集落)があり、 古文書にもいくつかのコタン名が記載されており、現在でもアイヌ人の血を引く人たちが多く住んでいるそうだ。
1965年 、アイヌの文化遺産を保存公開知るために、白老市街地にあったアイヌ集落をポロト湖畔に移築、復元されて1984年にアイヌ民族博物館新築落成 して、1990年に現「財団法人アイヌ民族博物館」に改称しているとアイヌ民族博物館のHPにある。

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「ポロトコタン」のポロは大きいの意味で、漢字では幌と書き、札幌、美幌などの地名が残っている。
トは湖、コタンは村の意味があり、大きい湖のある村という意味だそうだ。民族博物館の前には満々と水を湛えた大きなポロト湖が目の前に広がって、茅葺の集落が5軒復元されていた。後ろにはコタンの森と呼ばれる山が控えていた。
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           <ポロト湖>

観光商業協同組合の民族会館と呼ばれるアイヌの土産物店を覗きながら建物奥へと進むと、アイヌ民族博物館(有料)の入り口へとなる。
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そこの村の中に入ると、黒いコタンコルクル(むらおさ)と呼ばれる高さ16メートル(奈良の大仏さまと同じ高さ)、幅7メートル(最長幅)の強化プラスチック像が立っていて印象的だ。
右手に抱えている箒のようなものは御幣で、イナウと呼ばれるものだ。
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園内の花は?とまっ先に見回すと、赤い小花が目につき、見るとこの時期もうツツジが開花していた。四季咲きのものだろうか。
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民族博物館内は民族資料の展示など当時の暮らしぶりを再現してあった。札幌の北大植物園内でも似たようなものが展示してあったが、こちらが新しいようだ。
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そこを出るとチセと呼ばれる茅葺の家が5軒復元されていた。
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    <右:プーと呼ばれる食糧庫&左:小熊の檻>

入り口前にはカヌーみたいに大木をくり抜かれた小舟が置いてあったが、カツラやセンノキで作られた丸木船でチプと呼ばれるものだ。舟の先端には木で作られたイナウと呼ばれる御幣が掲げてあった。
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「にんげんの水行の跡すべて消し海はしづけきひかりの平」(高野公彦)

「秋ひざしの中に漂う蜂一つかそけき風に乗るとき迅し」(高安国世)

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「巨大なる村おさの像の見下ろせるアイヌの村の観光と化す」

「人間を意味するアイヌの民族の血は絶えずしてポロトコタンに」

「静かなるポロト湖水に浮かびたる二艘の小舟人なく動かず」

「目を開き我に微笑みかけるごと骸(むくろ)となりたるプレーリードッグは」

「痩せ細る身は動かずに冷たかり終の別れとなりしペットに」

「亡骸の匂いを嗅ぎつつ擦リ寄りてプレーリードッグ雌の動かず」

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コメント(16件)

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一花さん、アイヌ部落は何度か行ったことがあります。日本人はこの先住民となかよく暮らしたのですね。以前ニュージーランド行ったときのことを思い出しました。突然私が観光グループの酋長に選ばれて先住民マオリ族の儀式に参加しました。HPに入っています。
彦左
2007/11/05 19:26
アイヌの文化がアイヌ民族博物館に保存されて、それを後世に伝える事は大事ですね。ツツジですが、今年は狂い咲きで香貫山にも先月から咲き続けています。自然全体が狂い咲きしない事を願っています。

デコウォーカ
2007/11/05 21:32
一花さん今晩は。秋のご旅行素敵ですね。アイヌの人々の大変な生活を忍ばせますね。北海道はもうじき冬かしら?
はなはな
2007/11/05 21:48
紅葉をバックにして建っているコタンコルクは最初の画像では数メートルのものかと見ていましたから、読み進んでいくと16メートルもあるとは驚きです、プラスチックというのが残念ですね。
ポロト湖の中に船が見えますがどんな魚がいるのでしょうかね。
OSAMI
2007/11/05 22:04
彦左 さん、こんばんは。コメント有難うございます。
北海道も何度かお出かけされてらっしゃるとか仰ってましたが、アイヌ村にも何度もお出かけでしたか?アイヌ人は先住民族でありながら、北海道でいま日本人国籍として静かに暮らしていますよね。アイヌ文化の伝承の意味でここ博物館が出来たのですよね。ニュージーランドでもマオリ族とか先住民族がいるのですね。儀式の様子、HPで見せて戴きました。彦左 さんも活躍されて、お若いですよね。
彦左 さんへ
2007/11/05 22:27
デコウォーカ さん、こんばんは。コメント有難うございます。
アイヌ民族の文化伝承の意味で、博物館に保存され、またそこにたくさんの方が観光客として訪れて知ることはいいことですよね。
過酷な冬の自然の中で狩猟、野生植物の採集、川漁などで暮らし、自然体で生きていくって大変なことでしょうね。自然の中に神の存在を認めなければ生きていけないようですね。
ツツジはそちらでも先月から開花で、やはり狂い咲きでしょうか?四季咲きのものもあるのかも?と思ったりですが。他のものは大丈夫ですよね。
デコウォーカ さんへ
2007/11/05 22:30
はなはなさん、こんばんは。コメント有難うございます。
アイヌ人は、こんな北国で長く自然体で生きてきて、植物も衣食住の中で大きな役割を持っていますよね。昔の大和民族もそうだったのですが、大人から子供へと口づてと経験で身をもって教えていったのでしょうか。
こちらは好戦的でなく友好的な民族だったのでしょうね。植物もここでは活躍で、繊維にしたり食料や薬草など大事な役割していますね。食べて生きて子孫を残してですが、小さな限られた文化の中に教えられることが多いでした。

はなはなさんへ
2007/11/05 22:36
OSAMIさん、こんばんは。コメント有難うございます。
この黒い巨像にはびっくりでしたが、奈良の大仏さまと同じ大きさだそうで、人物と写すと比較出来たのですが・・。
これは予算の関係でプラスチックになったのでしょうか?
ポロト湖には何か魚がいるのでしょうけど、舟は浮かんでいるのですが、景観として置いてあるだけでした。実際昔は漁をしたのでしょうね。
冬場凍るのでしょうか??

OSAMI さんへ
2007/11/05 22:40
アイヌの民族衣装は、すごく好きです。
いつか、北海道にいけたら、買えるかしら。
ヒグマは、凶暴なのですよね。
剥製なのに、恐いなぁ・・・・
chiemi
2007/11/06 00:01
ポロトコタンにははじめて北海道を旅したときに立ち寄りました。なつかしい場所です。コロポックルにもこのとき出逢いました。平地でも紅葉が進んでいますね。温泉には?
目黒のおじいちゃん
2007/11/06 06:15
白老町のアイヌ部落、懐かしい思いでみました。
はるか昔、私も訪れていましたが、
こんなにきれいでは、ありませんでした。
そのころは本物のアイヌ人が生活していたと記憶しています。
もちろんこんな銅像はありませんでした。
その後、夫が行ったときに買ってきた、
大きな木彫りのアイヌ人夫婦と熊の置物が、
今、奥の部屋の片隅に飾られています。
にりんそう
2007/11/06 08:52
Chiemiさん、こんばんは。夕べ遅くコメント有難うございます。
アイヌ衣装は夏冬によって違うようで冬は皮製品のようです。普段は紺やグレーを基調にした袖幅の短い野良着タイプで、刺繍模様も幾何学的で赤と白のチェーンステッチで彩られて単純のようですが、大胆模様で目を惹きますよネ。長老の方は白っぽいものを着てらっしゃるような絵も見ます。。時代を遡ると日本女性もそうでしたが、手先が器用で機織りから糸つくり、染色まで種族間で協力して作っていましたね。衣装は何でも揃う東京にもあるかも知れません。ヒグマは森に餌がなくなると人里に下りて来て里山が少なくなった所為もあるかも知れませんよね。何もしないと大人しいのでしょうが、生きるため動物も必死なんでしょうね。
「森の熊さん」の歌は優しい熊さんのようですが、実際ヒグマは凶暴なんですね〜。

chiemiさんへ
2007/11/06 19:43
目黒のおじいちゃん、こんばんは。コメント有難うございます。
ここは知り合いの方も訪れてらっしゃって、ツワーでも人気のようですね。姑も生前に出かけていて、大きな熊の彫り物をが田舎に置いてありました・・。コロポックルにも出逢われましたか? ここの職員の方はアイヌの血を引く方も多いようですね。紅葉はまだ山の方に行くと進んでいました。温泉は、ここよりまだ先まで出かけて入りました。

目黒のおじいちゃん へ
2007/11/06 19:45
にりんそうさん、こんばんは。コメント有難うございます。
やはり、ここもお出かけされてらっしゃいましたか?昔、「コタンの口笛」という本を題材にしたTVもあったようで、「イヨマンテの夜」という古い歌もあるようですね。
雪に埋もれて建物も老朽化するので、これは観光ブームで新しくなったのではないでしょうか。ここ白老にもアイヌ人が生活していたようですが。此処の湖の地に保存博物館が出来て益々観光化したのでしょうね。
出かけた日も、次々とツワーバスや、小学生の遠足で賑わっていましたよ。土産物屋もたくさん並んでいて、置物など楽しく見ました。

にりんそうさんへ
2007/11/06 19:46
 こんにちは、北海道、毎回楽しませていただいてます、私は山野草ではないのですが、それぞれの花のシーズンにでかけて楽しみましたが、一花さんのように、野の花を北海道に見に行かれるのをうらやましいなと思っています。
 ところで、ペットのプレーリードッグを飼っていらっしゃいましたよね、別れがあったのでしょうか?寂しさが伝わりますが、違っていたらゴメンナサイ。
いけちゃん
2007/11/11 12:10
いけちゃん、こんばんは。コメント有難うございます。
画像だけたくさん貼って、長々と書いてある文を読んで下さって有難うございます。
お花好きな方は、やはり花シーズンに出かけて折々楽しんでらっしゃるのですね〜。私も自然の場所で夫々咲いている花姿をみてみたいのですが、植物園とか、こんな時期でなかなかです〜。
プレーリードッグの雄雌をペットとして飼っていました。雄が半年くらい前から激痩せして食欲もなく寝てばかりいましたが、とうとうこの日の朝に冷たくなっていました。猫がきてから構われなくなって、何時も抱っこして欲しいようでした。最後はよろよろ歩く状態で日だまりにじっとしてお漏らししていましたよ。胃に何か出来ていたようで、触ると痛がってました。そして逝っても目を半開けにして私の方をじっと見ているようでした。ペットはものを言えないので哀れですよね。メスは反対にころころ太って?やっと歩く状態です〜。
相変わらず下手な歌ですが、ペットまでお気遣いありがとうございました。
いけちゃんへ
2007/11/11 19:22
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