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zoom RSS 庭のサザンカ(山茶花)3種ほか

<<   作成日時 : 2007/12/17 21:32   >>

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庭植えのサザンカ6種のうち、2種は早々と開花していた。
去年今年と、蕾時には桃紅色で開花すると白花になる八重の「朝倉」銘のものには蕾が出来なかった。あとの3種のものは今次々と開花している。
サザンカ(朝倉)2005/12/13
サザンカ(山茶花)2種ほか 2007/12/01
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こちらはラベルがなくなっており、カンツバキ系の勘次郎で、よく公園に植えてある別名「立寒椿」と呼ばれるものと似ている。
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開花期が11月から2月と遅く、まだやっと何輪か咲いただけだ。



「散る花のうへにまた散る山茶花のいまだ暮れざる夕ぐれの時」(佐藤志満)

サザンカ「緋の司」銘のものは山崎貞嗣選出・命名の古い品種で、花色のすぐれた肥後サザンカの名花だそうだ。
サザンカ(緋の司)2005/12/15
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        <緋の司>

肥後サザンカは、熊本で門外不出として品種改良を重ねてきており、他では見られない独自の品種群がつくられて保存されたと言う。
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               <緋の司>
これは開花期が10月から12月のサザンカ群に分類されて大輪の一重だそうだ.。満開前は半八重の薔薇のように美しく、その後開花が進み平開咲きになってくる。
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花の中心部に雄蕊が広がっている。
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緋色は銅器につける赤く鮮やかな鳶色(トビの羽色・茶褐色)で茶褐色を帯びた赤色だ。これは沈んだ赤色だ。
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緋の司には蜜が多いそうで、嗅いで見ると庭植えの中でこれが一番甘く香りが強く、メジロが盛んに飛んできている。



「信ずべき未来は遠し山茶花は斯く単純に咲きて散れども」(畑 雅則)

「花かげに立ちよりみればすがるらのうなりは籠る山茶花の花に」(尾山篤二郎)

「都の春」という銘のものは1960年代から熊本で生産されたもので、桃色の花がとても明るい。
サザンカ・都の春 2007/01/05
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              <都の春>
この種の開花時期は11〜12月と早咲きで、これもサザンカ群だ。
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別名は「都姿」で雅な名前だが、一重の花びらは平開咲きでハイカラだ。これも芳香が強かった。
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           <都の春>



「咲きて散り散りては咲きて咲き長き山茶花のはなみ冬ぬくとし」(大塚布見子)

「山茶花はさけばすなはちこぼれつつ幾ばく久にあらむとすらむ」(長塚節)

この時期の公園ではサザンカが目立っており、ウォーキング時に見ている。
殆ど同じような種類が植えてあるようで、花の1輪は短いが次々と咲いて時期が長い。以下の画像は公園で見かけたもの。
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           <公園にて>

別の公園の場所のものは樹高がありとても花つきがよかった。
花期が短く、惜しいことに花びらがすぐ散ってしまっている。
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                   <公園にて>
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「庭先に山茶花ここだ落花せりおのおの保つ咲き癖の反り」(木下利玄)

「あさなさな山茶花紅塵掃く上に寒禽(かんきん)の羽根混じり吹かれぬ」(大滝貞一)

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<以下は以前書いた記事からの抜粋。>

サザンカは暖地の四国、九州等の日本西部の山地に自生していたものから品種改良され、各地に広まったものだそうで、サザンカはツバキと簡単に種間交雑が出来るようだ。

サザンカの分類と品種は開花時期によって、サザンカ群(秋から冬咲き)、ハルサザンカ群(サザンカとヤブツバキとの自然交配種。冬から春に開花)、カンツバキ群(サザンカ群とハルサザンカ群の中間で真冬に咲くタイプ。ツバキとの交雑種)とに分かれるそうだ。

サザンカとツバキの大きな違いは、花びらの散り方、匂い、サザンカの花期が早く(品種にもよるが)、また葉はどちらも艶があり、サザンカの葉は小さく葉縁がギザギザしている細鋸葉だ。ツバキは油を採る目的でも植えられることが多いが、サザンカは観賞用が主で、首が落ちると言う意味でツバキを嫌う武家屋敷等で庭に植えられたとも言われるそうだ。

茶花としてはツバキが使われて、サザンカは「山茶花」と茶の字が入りお茶が重なるからか茶席では使用されず、茶花の本にも載っていない。この花の少ない時期に家庭では1輪ざしに活けて愛でるのも好ましい。

ツバキは学名がCamellia japonica(カメリア・ジャポニカ)で、サザンカの学名は Camellia sasanqua(カメリア・サザンカ)でどちらも日本原産であり、属名Camrlliaは、17世紀頃の宣教師で東洋の植物を採集した人の名前を記念してつけられたそうだ。
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<サザンカ (山茶花) ・都の春(都姿)>
ツバキ科ツバキ属
学名:Camellia sasanqua
別名:イワハナビ(岩花火)、ヒメツバキ(姫椿)、コツバキ(小椿)、ヤブサザンカ(藪山茶花)
原産国:日本
開花期:11〜12月
花色:桃紅色、一重、平開咲き、中輪、
1960年代から熊本で生産されたもの。


「花びらの四五片散り敷き疎らなる緋色の山茶花鮮やか留む」

「山茶花の桃色明るき都姿甘き香のあり目白飛び来る」

「冬ざれの町中公園山茶花の桃色散り敷き踏む人もなし」

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コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
真っ赤なサザンカが黄色のモミジをバックに綺麗に咲いていますね、さしずめ主役が金屏風の前でというところですかね、緋の司というのは満開になるとツバキに似ている感じもありますが、満開の少し前の状態が良いですね、花弁の感じと色が素晴らしいと思います。
OSAMI
2007/12/17 21:59
 一花さんちは、今日はサザンカですか。この時期には目立つものですよね。色鮮やかに咲いて、寒さを忘れさせてもらえますね。

 このサザンカの紅い花びらを沢山集めて、シルクの布の花びら染めが出来ますね。優しい色あいに染まるもので、面白いですよね。
なおさん
2007/12/17 22:46
一枚目のフォト素敵ですね。黄葉と山茶花の赤が映えています。これを歌にするかなあと期待しちゃいました。「黄葉に 赤の山茶花 よく似合う 君が着た 秋の艶姿」はなはなあきまへんな(笑)失礼しました。一花さん是非一枚目のフォトの歌をおよみください
はなはな
2007/12/17 22:51
OSAMI さん、こんばんは。コメント有難うございます。
庭の赤い紅葉は散ってしまいましたが、これはヤマモミジだと思うのですが、今黄色でとても奇麗です。
傍にこのサザンカが植えてあり、背景として重ねて撮りました。
緋の司は満開前がバラや椿にも似ますね。日に日に花姿が変わってきて、同じものでないみたいです。
満開は平たく開いていますが、花びらの縁が少し捩れているようです。
OSAMI さんへ
2007/12/18 00:01
なおさん、こんばんは。コメント有難うございます。
サザンカは冬の定番ですね。花期が短く、散った花びらが惜しいですよね。
うちの自宅のものは少ないですが、公園のものはたくさん散って、集めると染めに利用されるといいでしょうね。シルク染めで優しい風合いに仕上がりますか?、染色学も楽しいですよね。
なおさんへ
2007/12/18 00:05
はなはなさん、こんばんは。コメント有難うございます。
黄色いモミジ背景だと赤が浮き立って奇麗ですよね。紅葉2本植えてある背後のフェンス際には山茶花が植えてあります。狭い庭になんでも植えてありますが。窮屈な感じですよね。でもこんな写し方も楽しいものですよね。
「黄葉に 赤の山茶花 よく似合う 君が着た 秋の艶姿」
短歌と見ると「君が着た」は5音で2音足りずに惜しいですね。でも詩として見ると、「君が着た秋の艶姿」は、はなはなさん調で素敵ですよね。詩的センスおありですよネ。
インパクト画像があると、下手な歌はない方がましかもしれません〜。
見たままだと、「黄に染まるもみじ葉のなか山茶花の赤き一輪冬ざれの庭に」
になりますが。ワンパターンで面白くないです〜。
はなはなさんへ
2007/12/18 00:09
この時期にサザンカの花はありがたい存在です。好きで8本くらい植えてあります。しかしウチのサザンカや椿は今年の毛虫の大発生でかなりやられてしまい花があまり咲いていません。悲しい〜 毛虫の付くのが欠点です。
チャドクガは始末が悪い、殺虫剤も撒いているのですが・・
ミニミニ放送局
2007/12/18 10:49
たくさんの素敵な山茶花のお写真、見とれてしまいました。
サザンかも一つ一つの花を見るととっても素敵なのですね。こうしてじっくり見るのは初めてのようです。
最初にお写真、モミジに山茶花一輪、アングルもいいし、いつもながらの一花さんのお写真の取り方の美しさに感服です。
我が家はもう山茶花は散っていて、いまは侘び助がたくさん咲いています。
茶毒蛾に悩んだ夏がうそのようです。
にりんそう
2007/12/18 11:54
ミニミニ放送局さん、こんばんは。コメント有難うございます。
山茶花はこの寒い時期に華やかに咲いてくれて心明るくなる花ですよね。お好きでらっしゃいますか?うちは茶毒蛾がつくと言って夫が嫌っていましたので、私が6種を幼木から求め、遠慮してフェンス際に植えてあります。でも肝心なこれにはまだ虫が付かず、椿が何度もチャドクガ被害にあっています。
そちらではチャドクガの大発生でお花が少なくて残念ですね?
あれに触れると真赤に腫れて大変ですよね。殺虫剤も撒いてらっしゃっるそうですが、発生すると困りますね。
ミニミニ放送局 さんへ
2007/12/18 18:14
にりんそうさん、こんばんは。コメント有難うございます。赤い紅葉が散って、今黄色い葉の紅葉が奇麗です。狭い庭に色々植えてあるものですから、サザンカは押しやられて塀際です。
サザンカも椿同様花が多種で色も多彩なんですよね。全部ピンクかと思ったら、少しずつ色が違うようです。
山茶花も早咲きのものや、これから咲く種類もありますよね。ワビスケがもう開花ですか?早いですね。茶毒娥で悩んでらっしゃいましたが、もうあれから随分経ったのですね。
うちは地植えと鉢で椿が何種類かありますが、ワビスケなど鉢ものはまだ幼木です。
先日サンペイツバキというのが1輪だけ咲いてきました。
にりんそうさんへ
2007/12/18 18:18
サザンカが沢山咲いていると、木に咲いている様と同じく、地面に落ちている花びらのジュータンも綺麗ですね。サザンカの花びらが開き始めはバラの様で綺麗ですね。
デコウォーカ
2007/12/18 19:51
デコウォーカーさん、こんばんは。こちらにもコメント有難うございます。
うちの山茶花は幼木で花つきがボチボチです。でも1輪の花期は短いですが、次々と蕾が出てくれて長く咲いてくれますね。
公園ではたくさん植えてあって、落ちた花びらが絨毯のようです。昔から歌や俳句に、落ちた花びらがたくさん詠われていますね。
満開となるまでには花姿が薔薇のようでもあり、次々と姿が変わります。
デコウォーカ さんへ
2007/12/18 23:13
一花さん、お宅のサザンカ木もずいぶん大きいですし花付きがすごいですね。
庭の中だと花びらが落ちても大丈夫ですね。私のところは満開がちょうど問のそばですから道へ花びらが落ちるのです。毎日掃除です。
彦左
2007/12/19 21:58
彦左 さん、こんばんは。コメント有難うございます。
すみません〜、うちのものはまだ幼木で、下の大きな花つきのよい山茶花の画像は公園のものです〜。公園ですので、芝の上に花弁が奇麗に落ちていましたよ。彦左 さん宅、門の傍に植えてあると道路に落ちたりお掃除大変ですね。うちも落葉樹がたくさん門外の外花壇に植えてあって、何時もお掃除ばかりです。
彦左 さんへ
2007/12/19 23:32
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