一花一葉

アクセスカウンタ

zoom RSS オモト(万年青)

<<   作成日時 : 2007/12/04 21:00   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 20

画像

地植えにしてあるオモトの実が赤くなってきた。

この花は毎年6月頃に鉢と地植えの花を見ていたが、余りにも地味な花なのでしっかりと見たことがなかった。
株によって、花芽が出来る年と出来ない時があるようだ。
画像

葉の中心からトウモロコシ状の穂が出来てきて次第に大きくなり、白っぽかった花穂が黄色くなっていった。
画像


ひとつひとつの花はこの花穂の中の小さなものだ。
花弁は6つあり、その真ん中の薄緑っぽいものが雌しべで、それを囲む何本かの雄蕊の黄色い葯が見えている。
画像

オモトは関東以西、四国、九州の樹林の中に自生するユリ科オモト属だ。
大分県の御許山(おもとやま)では良質のオモトが産出されるそうだ。

漢字で「万年青」と書かれているが漢名からだそうだ
江戸時代の頃は、「母人草」、「老母草」とも呼ばれていて、厚手の大きな葉に囲まれる赤実の姿が母の手に抱かれる児に見立てられていたからだそうだ。(山・渓社「野草の名前」より)
オモトと名の付く植物で、「マユハケオモト」、「ハマオモト(ハマユウ)」という植物もあるがヒガンバナ科だ。

画像
             <2007/6/15撮影>

四季を通じて緑を保ち大きな葉が冬の寒さから赤い実を守り、何年も青々として子を増やし続け繁栄するから、庭に万年青を植えると災難を防ぎ万年も家が栄えつづけるといわれていて縁起ものだ。
江戸時代に葉芸の変わり葉品種が流行し、その後何度か流行した古典植物だが、この頃は下火のようだ。
画像

さて、7月初めにはもう半分の緑実が出来てその後7月下旬には全て実となっていた。
画像
              <2007/7/24撮影>

次第に実が膨らんで1センチ位と大きくなり、11月に入ったら頃から色付き、やっとその後12月に入って濃いオレンジ色に変わってきた。
画像

この後実が熟してくるとこの実も鳥が食べるようで、一昨年12月には実が何個かしか残っていなかった。
画像
          <2005/12/3撮影>

生前の姑から戴いて育てていた銘柄種も日に当たって原種帰りしたまま、鉢で5年生きづいている。
オモト(2005/12/16)

「実を持ちて鉢の万年青の威勢よく」(杉田久女)

「万年青の実楽しむともなく楽しめる」(鈴木花蓑)



<オモト>
ユリ科オモト属
学名:Rohdea japonica
中国名: 万年青
別名:母人草(おもとぐさ)、老母草、於毛止(古名)
原産地: 日本(関東以西から九州の樹林のなか)・中国
花期:5〜7月
多年草

「母の手に抱かれ育つ児と見るか母人の草に赤き実育つ」

「冬の日も葉の色変わらず青々し万年青の葉の中青実熟れゆく」

「今は亡き姑の育てし万年青の葉白き斑入りも青葉と化して」

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

コメント(20件)

内 容 ニックネーム/日時
「今は亡き姑の育てし万年青の葉白き斑入りも青葉と化して」お姑さんの思い出の草花大事に育てる一花さんの優しさよ
はなはな
2007/12/04 21:05
我が家も引っ越してきた時に、祖母が「家がこの地に根付いて、栄えるように」と万年青の鉢植えをくれました。ずっと何年も庭の片隅においてありますよ。今はどうなってるのか・・・?今年見た記憶がないわ・・(*_*)
mint
2007/12/04 21:12
 一花さんちは、今日はオモトですか。万年青と書くように、いつも変わらない姿を保つ縁起物として、新しく竈を構えた家にはお祝いで贈ったりしますね。
 うちでも庭で紅い実をつけていますが、何時の間に実がついたのか、しらないうちに実っています。
 オモトの斑入りも、昔は大ブームとなり、投機の対象にもなったそうですが、今は古典園芸植物として、ほそぼそとその名残りが続いている、という感じですね。
なおさん
2007/12/04 21:43
一花さん、オモト(万年青)非常に珍しいです。昔私が子供の頃に母親の里に沢山のオモトがあって楽しんだ記憶があるのですが、それ以来見てませんね。
ありがとうございました。
彦左
2007/12/04 22:46
我が家にも鉢植えの斑入り「万年青」があるのですが、今年は残念ながら実は付いていないようです。
昨年は付いていたのですが…付く年と付かない年があるのかしら…
葉は活き活きとしているので、来年紅い実を付けてくれる事を期待して大切にして、見守ります。(^_-)-☆
やまびこ
2007/12/04 22:49
オモトの実の成長過程が大変よく分かりました、実は見るのですが花は見た事が無くてなるほどというところでした、オモトには愛好家の間で取引されているものすごく高いものもありますよね。
OSAMI
2007/12/04 22:50
はなはなさん、こんばんは。コメント有難うございます。
生前に姑から戴いた白い斑入り葉のもの、西陽に当ててしまって原種帰りしてしまいました。
鉢管理で大事にしていたのに、枯れないだけでも有難いです〜。
何年も植え替えもしていないのですよ。大切にしなくてはいけませんよね。
歌、ホントにいい加減です〜。

はなはなさんへ
2007/12/04 23:01
ミントさん、こんばんは。コメント有難うございます。
やはり皆さん地に根付いて栄えるようにと植えてらっしゃいますよね。
お年寄りの方が、そんなこと色々教えてくださるようですね。南天だとか、ヒイラギだとか植物にはそれぞれの役目と謂われもあって、あながち迷信でもなさそうですね。
うちも鉢でほったらかしのものがありますが、大丈夫でしたよ〜^。万年、青いようです、、。そちらもキット大丈夫ですよ。
mint さんへ
2007/12/04 23:11
なおさん、こんばんは。コメント有難うございます。
小さい頃はご老人の盆栽用の地味な植物とばかり思っていましたが、縁起ものとして庭に植えてあるお宅が多いのですね。
なおさんちでも実が付いてますか?これは何時も知らないうちに生って散るようです。ズームで見るお花も地味なものなんですね。
田舎で姑が高い値段で人から求めたようですが。。もう見る影もないです〜。
なおさんへ
2007/12/04 23:15
彦左 さん、こんばんは。コメント有難うございます。
そうなんですか、彦左 さん宅はなんでも縁起もの実がおありですが、これはなかったのですね〜。昔は御老人が集めて楽しんでらしたですよね。私もそんな記憶があります。
御花好きなお隣さん宅などにもないのでしょうね〜。何時か手に入るといいですね。
彦左 さんへ
2007/12/04 23:23
やまびこさん、こんばんは。コメント有難うございます。
ご自宅にも鉢うえの斑入りがおありですか?うちも鉢ものでありますが、そちらは今日見たら実が付いていなかったのですよ。
これも昔鉢でしたが、地植えしたら元気がいいようです。でも斑入りはお高いですので、鉢管理で大事にしたいですよね〜〜。葉が生き生きで原種帰りしてなくていいですね。そのうち期待できますので、しっかりと見守って下さいね〜〜(^_-)-☆
やまびこ さんへ
2007/12/04 23:27
OSAMIさん、こんばんは。コメント有難うございます。私も花のズームは初めてなんです。地味で花としての観賞価値はないようですが、花があって実が出来ますので地味な花ですが確認しました。お正月にはこれは花材となりますよね。
これもブームがあるようですが、田舎ではまだご老人達の間では高くで売られているようです。ガーデニングとして安いものもありますね。
OSAMI さんへ
2007/12/04 23:31
オモトは初めて見ると思います。実は見たかもしれませんが、花は有りません。この特徴ある花は一度見れば忘れることは無いと思いますので。オモトと言う言葉はハマオモト(ハマユウ)で聞き覚えがあります。
オモトの実は綺麗ですね。赤い実の一つとして実物を見たいですね。
デコウォーカ
2007/12/04 23:43
デコウォーカ さん、こんばんは。コメント有難うございます。
オモト、初めてご覧になられましたか?実や葉はお正月の花材として使われているので、何処かでご覧になったかも知れませんね。
花はアップして見ると地味で変わった花で、トウモロコシのようなものですよね。インパクトありですよね。
ハマユウはハマオモトで、そちでは自生して見れますね。あれはヒガンバナ科でしたが、こちらはユリ科で、ユリ科の花にしては????ですよね。
実は奇麗で目立ち、鳥さんがこれから食べるようです。
デコウォーカ さんへ
2007/12/05 00:01
万年青、おめでたいとされるので住まいの新築や建替えで新居に引越しされるときはまずオモトの鉢を持っていくことをおすすめしています。ない場合には購入して貰いますが、こんな風習も最近はだんだん忘れられてきましたね。
太い根を持つラン科の花と認識していましたが最近はユリ科になりましたか?
目黒のおじいちゃん
2007/12/05 08:04
本当に、お母さんの腕の中で、
優しく包まれて、育っている子供のようですね。
我が家にも昔あったような記憶が有ります。
作り変えてしまった我が家。いつか母の大事にしていた庭に
もう一度戻せたら、このお花を真っ先に植えます。
chiemi
2007/12/05 11:00
目黒のおじいちゃん、こんばんは。コメント有難うございます。
住宅の新築や建て替えのお祝いには万年青だったのですね。若い頃、蘭鉢や観葉植物を差し上げたことがありますが、そんな風習は知らなかったのですよ。ご近所に御婆ちゃんの同居のお宅がありますが、しっかりと万年青が地植えされていました。
夫は風水学やそんなのは知っているようですが、若い世代だけの暮らしだと、教えて貰えずに段々知られなくなるのでしょうね。。これはラン科だと思ったのですが、藪蘭、葉蘭などと同様に蘭が付きますがユリ科で、君子蘭はヒガンバナ科だそうです^。
目黒のおじいちゃん へ
2007/12/05 19:32
chiemiさんこんばんは。コメント有難うございます。
万年青の名前の謂れ、調べて見ると優しいイメージの植物だったのですね。何やら御隠居さん?が楽しみで管理されているような地味なものと昔は思ってました。これからは、そんな違った優しい目で見てあげたいですネ。
ご自宅にも植えてあったのですね。また新居、建て替えの機会がありましたら、是非どうぞ〜〜。(*^_^*)
chiemiさんへ
2007/12/05 19:35
へえぇ〜!オモトの赤い実は、このようにして育っていくのですか・・・・。はじめてみました。わがやでもあちこちで赤くいろづいているおもとがあるのに、きずきませんでした。それこそほったらかしのおもとです。今度はじっくりと観察してみますね。ところで、このお写真の実の色がオレンジ色ですが、次第に赤くなるのですか?それともこの色のまま?

昔、お生花で、オモトをいけるLessonをうけました。おもとって、伝統にそった活け方があるんですよ。活けあがった姿は、シンプルで毅然とした姿がとっても素敵でしたが、シンプルさゆえに難しく、苦労していけた記憶があります。こういう生け花こそ日本の伝統の美がありますね。

お床の間にまた活けてみようかしら・・・・・・。
にりんそう
2007/12/06 09:53
にりんそうさん、こんばんは。コメント有難うございます。
オモトって花をズームで撮ったことがなかったのですが、やはり地味ですよね。実の色は今オレンジですが、これからまだ真赤になります。でもその頃は鳥が食べてしまって残っていないのですよ。
オモトの葉ぐみは凛としてお正月の床に活けられていますよね。3枚3枚の向きの形があり、難かしいでよね。シンプルで毅然とした姿、古典的で日本の伝統美のようですね。センスの良い、にりんそうさんならお上手に活けられるでしょうね。是非ご立派なお床に活けて下さい〜。私センスが悪く、いつも活けなおしばかりされてました。もうこの頃、形に捉われない投げ入れの茶花がシンプルで好きになっています〜。お花は花器も選ぶ楽しさがあり奥が深いですよね。うちの葉は手入れが悪く、何故か白い点々がついています〜。
にりんそうさんへ
2007/12/06 20:04
オモト(万年青) 一花一葉/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる