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zoom RSS ヤブコウジ(藪柑子)

<<   作成日時 : 2007/12/09 19:16   >>

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ヤブコウジ(藪柑子)2006/12/04
去年求めて地植えしていた大実のヤブコウジ(藪柑子)に、今年もまた赤く艶やかな実が出来ている。
7月の初旬に薄桃の小さな花を咲かせていた。
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         <2007/7/6撮影>

この大実は普通のヤブコウジより大きめの実で、赤実が葉に隠れてぶら下がっており、まだ鳥に食べらないで残っている。

一方、何年も前に庭の別の場所に植えていたチリメンヤブコウジと斑入り葉ヤブコウジの株が年々細っていったが、葉も枯れそうになりながらも今年7月に小さな花が咲いていた。
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             <2007/7/5撮影>

こちらにも一応実が出来るのかと案じていたら、秋になって株が全部消えてしまっていた。
樹下で風通しも良い場所だったのだが。
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今年新たに斑入り葉のヤブコウジを求めて植えていたが、それにはちきんと花が咲いたものの何故か実が出来ていない。
半日陰に植えてあるが、あまり日が当たらない場所だと実が出来ないようで、花後の肥料も大事だそうだ。
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           <2007/6/19撮影>

ヤブコウジ(藪柑子)は、ヤブコウジ科ヤブコウジ属の常緑低木で、日本、中国、朝鮮、台湾の山林や森のへりに自生して、日本では約60種があるそうだ。
今年6月出かけた東北大植物園の森の中にたくさん自生していたが、日当たりの場所のものに花芽が少し出来ていた。
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       <2007/6/13:東北大植物園にて>

名前の由来は、藪に自生し草姿がコウジミカンに似るからヤブコウジだそうだ。
これは別名がヤマミカン、ヤマリンゴ、コウジなど地方によって呼ばれており、万葉ではヤマタチバナ(山橘)として歌も詠まれている。

「あしひきの山橘の色に出でて我は恋ひなむを逢ひ難くすな」(万葉集・巻11-2767)


「我が恋を忍びかねてはあしひきの山橘の色にいでぬべし」(古今和歌集)


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ヤブコウジはセンリョウ(千両)、マンリョウ(万両)、カラタチバナ(唐橘)、アリドウシ(蟻通し)と共に古くから馴染みのもので、お正月飾りには欠かす事の出来ない縁起植物である。
カラタチバナは百両 ヤブコウジは十両 アリドウシは一両とも呼ばれて、お金を生む木として「金生樹」と呼ばれていたそうだ。
カラタチバナ同様、江戸時代、明治時代末まで何度もブームが起きて、過熱を鎮めるため取引禁止条例までできたそうだが、今では常緑低木として和風花壇の根締などに使われている。
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「この雪の消残る時にいざ行かな山橘の実の照るも見む」(万葉・巻11-4226大伴家持)



<ヤブコウジ(藪柑子)>
ヤブコウジ科ヤブコウジ属
学名:Ardisia japonica
別名:十両
原産地:日本、中国、朝鮮半島、台湾
花期:7〜8月
性状;常緑小低木 高さ10p程、地下茎で繁殖。
管理:明るい半日陰、寒風を避ける

「葉隠れに円らな艶実ひっそりと赤く色染め藪柑子の実は」

「花咲けど実の無き斑入り葉藪柑子冬枯れ花壇に青々として」

「細々と生き続けたる藪柑子最後の花咲き突と枯れ果つ」

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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
「葉隠れに円らな艶実ひっそりと赤く色染め藪柑子の実は」最近赤い実を眺めると秋だなって感じます。以前はこういう感触なかったように思います。やっぱり木々や草花を見る機会が増えたからかしらねえ。一花さんの詠われるように葉の影にひょいと赤い実が見えますね
はなはな
2007/12/09 19:42
 一花さんちは、今日はヤブコウジですか。落語の「寿限無」ではやぶらこうじとしておめでたい植物として出てきますね。これは十両になるのですよね。これから暮れになると、園芸店に正月用に並びますね。

 武蔵野の雑木林の林床でも見かけるものですが、あまり実付きはよくないですね。
なおさん
2007/12/09 21:38
ヤブコウジにも色々の種類が有るのですね。大実、チリメンヤブコウジ、斑入り葉ヤブコウジ等、更に日本には60種も有るとはビックリです。
デコウォーカ
2007/12/09 23:01
はなはなさん、こんばんは。コメント有難うございます。
これは小さく可愛い花ですが、花後実が出来るかと思っても出来ないことがあります。葉に隠れてひっそりと艶やな実が出来ていますが、すぐ目につきます。
樹木には赤い実のなるものが多いですが、これは御目出度い縁起ものとなりますよ。十両ですって。どのくらいでしょうね??目方ではないです〜。
はなはなさんへ
2007/12/09 23:10
なおさん、こんばんは。コメント有難うございます。
ヤブコウジの実はもうブログ3回登場ですが、年々実付きが悪く、一昨年のものが絶えたようです。環境が変わってしまったのでしょうね。
今正月用としてセンリョウが花屋に並んでいますが、このヤブコウジはホームセンターにいかないと見ないようです。11月ごろ、大実のヤブコウジ見ました。
なおさん へ
2007/12/09 23:13
こんばんは。そちらの山では11月中旬頃、早々と奇麗な蜜柑のような艶やかで美味しそうな実が出来ていましたね。
うちは昔植えた頃にはたくさん実が出来ていたのですが、年々少なくなって、今年は株が絶えたようです。大実は去年求めました。今年また斑入り葉も植えましたが、花後の実がさっぱり〜でした。
亀の子、御代錦、御所車、伊豆真珠(シロミヤブコウジ)、チリメンヤブコウジなどの銘柄品などもあるみたいですよ。
デコウォーカ さんへ
2007/12/09 23:25
我が家の庭の藪柑子も千両も万両もみんな鳥に食べられてしまいます。せっかくお正月用に・・と何年か前から植えたりしているのですが、最初の頃だけで、最近は暮になるとどれも皆丸坊主です。鳥達も覚えているようです。
mint
2007/12/10 00:02
何故か実のつくものって、興味をそそられてしまいます。チェッカーベリーが赤い実を蓄えています。半分近くはじけているのですが、まだまだ鑑賞できそうです。12月にはいるやいなや、売り場に実物が続々入ってきています。その中にツルヤブコウジがありました。普通のヤブコウジと違って、半ツル状態で、新葉の色が数枚薄く、緑の花のようです。そこに赤い実がたわわについていて、そそられました。買っちゃいました。来年も実がつくといいけど。
ラフレシア
2007/12/10 10:28
ヤブコウジの真っ赤な実が良いですね、この実を見ると正月用の寄せ植えの影響なのか何となく正月を想像するから不思議です、花もアップで見ると斑が入っていて綺麗な花なんですね。
OSAMI
2007/12/10 10:32
こんばんは。夕べ遅くのコメント有難うございます〜。
この時期の実のものは、鳥さんのお腹に入いるようですね。でも実が赤く目立つのは、鳥の餌になって落し物としての子孫繁殖効果?もあるのかも知れませんね。センリョウ、ヤブコウジは実生苗は見ませんが、万両、南天が庭のあちこちから出てきて実が付いていますよ。でも万両の親株には去年ごろから実が出来ていないのですよ〜。
ご近所ではこの時期、ビニールを被せてらっしゃいますよ。私も今日センリョウに網を被せてきました〜。
mint さんへ
2007/12/10 19:14
ラフレシアさん、こんばんは。コメント有難うございます。
実の付くものでも樹高の低いものなら私は構わないのですが、日蔭を作るような大木はちょっと敬遠してしまいます〜。
チェッカーベリーは去年育てたのに、ま〜これもあの世行きでした。赤くて可愛い実でしたが別名ヒメコウジでしたね。そちらではまた今年も実が出来ているて、ガーデニングお上手ですね〜。
ツルヤブコウジって山渓の本で見るとツルコウジというのがあり、茎は地を這うのだそうでそちらかも?同じヤブコウジ属なんですよ。まだ見たことがないでが、暖地の林の中に自生で花が白色とかです。赤い実がたわわになって買われましたか。お楽しみですね。来年も実が付くといいですね。
こちらの藪コウジはまるで実付きが?でヤブです〜。肥料と日当たりも影響するようです。
ラフレシアさんへ
2007/12/10 19:19
OSAMI さん、こんばんは。コメント有難うございます。
お正月の縁起ものとしてセンリョウは花材になりますが、これは手軽に寄せ植えや和風花壇の根締めに使われているようです。小さな実が可愛いですが、求めた翌年以降は実付きが思わしくないようです。
花は可憐な可愛い花で斑入りですよね。
OSAMI さんへ
2007/12/10 19:21
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