チェーリーセージ&ホットリップス

画像
      <サルビア・ミクロフィラ(チェリーセージ)”ホットリップス”>





サルビアの仲間でサクランボの果物の名前を持つチェリーセージ。
真っ赤な可愛いサクランボのようなのでチェリーと名前が付いたのか、随分と匂いの良いサルビアだ。(白花でもチェリーセージと呼ばれるものもあるが・・・。)
このチェリーセージは、もう4年もプランターに植えっぱなししているが、耐寒耐暑性があり丈夫な宿根草で年々木質化している。今年はプランターを半日陰に置いたままにしていたら、花付が悪かった。サルビア類はやはり日当たりが似合う花だ。

                <サルビア・ミクロフィラ(チェリーセージ)>
画像画像












サルビアでチェリーセージと呼ばれる仲間に「サルビア・ミクロフィラ」、「サルビア・グレッギー(別名:オータムセージ・チェリーセージ)」、「サルビア・ヤメンシス(サルビア・ミクロフィラとグレッギーの交配種で花色多数)」などの種類があり、グレッギーはミクロフィラより葉が小さくて、照り葉の小型で、香が少なく花の変異が多いと本にある。


そのチェリーセージのサルビア・ミクロフィラの園芸種として、「ホットリップス」と流通名で呼ばれるものがある。花色が赤白2色のバイカラーのもので、夏は赤系の花が、気温が下がると白が増えてくるもので、2004年から出回っている。(ホットリップスの他に、苺ミルクとも呼ばれているようだ。)
画像
                <サルビア・ミクロフィラ・ホットリップス・2006:10/27撮影>

これは鉢で育てているものだが、シソ科独特の唇形のリップの形のイメージで、真っ赤に紅を付けた唇を思わせて、良く見ればキュートで可愛いくて、気温の変化によって日毎花色が変わるのを見るのがまた楽しいチェーリーセージだ。こんな2色のサルビアは、今まで無かったようだ。
10月27日に写真に撮った画像と11月に入って撮った写真には、赤が次第に少なくなっていき、11月15日に撮ったものでは、一部にはっきりと赤が少なくなっている様子が写っている。
画像
                    <2006:10/30撮影>

ホットリップスと普通のチェリーセージは、どちらもサルビア・ミクロフィラのチェリーセージなのだが、比べて見ると、葉の形が幾分チェリーセージの方が長く大きめの感じがする。どちらも果物の名前がつくセージなので、花も葉も随分とよい薬用ハーブの匂いがする。
画像
           <左・チェリーセージ&右・ホットリップス/
2006:11/16撮影>

チェーリーセージは、メキシコ原産のものなので、季節に関係なく温度次第で成長開花するようで、初夏から秋までと温度さえ確保すれば花期が長く咲き続ける。耐寒性はあるが、やはり霜の時期には葉が落ちている。ホットリップスも育て方は同じというので、鉢で育てている場合は、軒下が安全のようだ。
画像
                <2006:11/01撮影>


以前も書いたが、サルビアはシソ科アキギリ属(サルビア属)のことで、狭義には赤いヒゴロモ草のことを指す。またサルビアのことをセージとも呼ぶ事があるが、本来は、「サルビア・オフィシナリス」に付けられた名前のセージ、コモンセージを指す。
だが、サルビアの英名がセージと言うことで、広い意味でサルビアはセージと呼ばれる事が多い。
セージは薬用・香辛料になるハーブのことだが、サルビアの葉や花が精油を含むため香気に富むものが多く、ハーブになるものが多い。
画像
             <2006:11/11撮影>

サルビアの中に、チェリーセージ、パイナップルセージ、コモンセージなどセージ名が付いたものがあり、これ等も育てたが、やはりチェリーセージが一番丈夫で我が家にはあっているようだ。下の画像は昨日撮影したものだが、全体でなく一部の小さい枝に、このように白が多くなったものが見られていた。気温が低くなると、赤い色素の発色が悪くなるのであろうか?
普通は人生の冬が近づくと、化粧の色も薄くなるようだが・・・・・・。
画像
             <2006:11/15撮影>

チェリーセージ2005/09/09


<サルビア・ミクロフィラ(チェリーセージ)「ホットリップス(流通名)」>
シソ科 サルビア属
学名;Salvia microphylla H. B.
原産地:メキシコ
花期:5~11月
性状:半耐寒性常緑小低木
2004年より流通。

「花びらの赤白二色冬来ればチェリーセージの赤色薄らぐ」

「手に触るるチェリーセージの爽やかなり香長くも仄かに残る」

「真っ赤なる緋衣草を見るたびに耳に聞こゆる『サルビアの花』」

「どの花も育てて見ればいとおしく花それぞれのこころ伝わる」